建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 計画
  4. 平成30年
  5. > No.16 認定こども園

平成30年度 一級建築士 計画 No.16を解説、幼保連携型認定こども園の計画の誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.16は、幼保連携型認定こども園の計画に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

認定こども園は、年齢の幅が広い子どもを同じ施設で預かります。乳児と幼児では、発達段階も活動内容も大きく違います。だから諸室は、対象年齢に合わせて分けて考えます。

引っかけの核心は選択肢2の兼用関係です。ほふく室は、はう段階の乳児のための部屋です。遊戯室は、走ったり遊んだりする幼児のための部屋です。対象も使い方も異なるため、この2つを兼用することは認められません。

兼用が認められるのは、保育室と遊戯室の組合せです。選択肢1の規模、選択肢3の飲料水用設備、選択肢4の調理室は、基準どおりの記述です。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

計画は過去問の反復が効きます。年度別の過去問題集で出題パターンに慣れておくと得点が安定します。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 園舎を地上2階建てとし、園庭を園舎と同一の敷地内に設ける計画は妥当です。正しい記述です。
2 ×(誤り) 乳児用のほふく室と幼児用の遊戯室は兼用できません。兼用が認められるのは保育室と遊戯室の組合せです。
3 ○(正しい) 飲料水用設備を、手洗い用設備や足洗い用設備とは別に設ける計画は適切です。正しい記述です。
4 ○(正しい) 食事提供の対象となる園児数を25人とする計画で、独立した調理室を設けるのは妥当です。正しい記述です。

選択肢2は、ほふく室と遊戯室を兼用するとする点が誤りで、正しくは保育室と遊戯室を兼用できます。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢2のポイント(ここが誤り)

幼保連携型認定こども園の諸室は、対象となる子どもの発達段階で役割が決まります。ほふく室は、おおむね0歳から2歳のはう段階の乳児が過ごす部屋です。床に寝かせたり、はわせたりする使い方が中心になります。

一方の遊戯室は、立って歩き、走り回る幼児が体を動かすための部屋です。求められる広さや安全への配慮が、ほふく室とはまったく異なります。

そのため、ほふく室と遊戯室をひとつの部屋で兼ねることはできません。基準で兼用が認められているのは、保育室と遊戯室の組合せです。ザックリ言えば、保育室と遊戯室は兼用可、ほふく室と遊戯室は兼用不可です。

選択肢2は、この兼用関係を取り違えて「ほふく室と遊戯室を兼用する」としている点が誤りになります。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • ほふく室=はう段階の乳児(おおむね0〜2歳)の部屋
  • 遊戯室=走り回る幼児が体を動かす部屋
  • 保育室と遊戯室=兼用可
  • ほふく室と遊戯室=兼用不可(対象年齢・活動が違う)

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

幼保連携型認定こども園で兼用が認められるのは、どの諸室の組合せ?

保育室と遊戯室です。ほふく室と遊戯室は対象年齢や活動が異なるため兼用できません。

Q.

ほふく室はどの段階の子どものための部屋?

おおむね0歳から2歳の、はう段階の乳児のための部屋です。床にはわせる使い方が中心になります。

平成30年 一級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成30年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>