建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 計画
  4. 平成30年
  5. > No.19 マネジメント

平成30年度 一級建築士 計画 No.19を解説、各種マネジメントの用語に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.19は、建築に関わる各種マネジメントの用語に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

カタカナの専門用語が4つ並びます。デュー・デリジェンス、ブリーフィング、フィージビリティ・スタディ、ファシリティ・マネジメントです。それぞれの言葉が指す中身を取り違えていないかが問われます。

引っかけの核心は選択肢4です。ファシリティ・マネジメントは、施設や設備を経営的な視点から企画・管理・活用する手法です。ところが選択肢4の説明は、工事費の低減提案や施工技術の導入提案という内容で、これはVE(バリューエンジニアリング)のものです。

選択肢1のデュー・デリジェンス、選択肢2のブリーフィング、選択肢3のフィージビリティ・スタディは、いずれも用語どおりの説明です。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

計画は過去問の反復が効きます。年度別の過去問題集で出題パターンに慣れておくと得点が安定します。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 不動産のデュー・デリジェンスは、取得時に価値やリスクを物理的・法的・経済的に多角的に調べる作業です。正しい記述です。
2 ○(正しい) 企画段階のブリーフィングは、発注者や関係者の要求・目的・制約条件を明らかにし分析する作業で、成果物はブリーフと呼ばれます。正しい記述です。
3 ○(正しい) フィージビリティ・スタディは、企画内容が事業経営上の観点で実行可能かを確かめる検討作業です。正しい記述です。
4 ×(誤り) 工事費の低減提案や施工技術の導入提案はVE(バリューエンジニアリング)の説明です。ファシリティ・マネジメントの説明としては誤りです。

選択肢4は、工事費の低減や施工技術の導入提案をファシリティ・マネジメントとする点が誤りで、正しくはこれはVE(バリューエンジニアリング)の内容です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢4のポイント(ここが誤り)

ファシリティ・マネジメント(FM)は、建物や設備を経営資源としてとらえ、最適に企画・管理・活用していく手法です。施設をどう持ち、どう使い、どう維持していくかを、経営的な視点から総合的に考えます。

一方、選択肢4が説明しているのは、基本性能を保ちながら工事費を下げる提案や、施工者独自の技術を導入する提案です。これは機能を保ったままコストを下げるVE(バリューエンジニアリング)の考え方です。

FMが施設の運営全体を見渡すのに対し、VEは個々の工事やものづくりの場面で価値を高めることをねらいます。視点の置きどころが異なります。ザックリ言えば、FM=施設を経営的に活用・管理、VE=機能を保ってコストを下げる提案です。

選択肢4は、FMという言葉にVEの中身を当てはめている点が誤りになります。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • デュー・デリジェンス=取得時の物理・法・経済の多角的調査
  • ブリーフィング=要求・目的・制約を整理(成果物=ブリーフ)
  • フィージビリティ・スタディ=事業として実行可能かの検討
  • FM=施設の経営的な活用・管理/VE=機能を保ちコストを下げる提案

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

基本性能を保ったまま工事費を下げる提案は、FMとVEのどちら?

VE(バリューエンジニアリング)です。ファシリティ・マネジメントは、施設や設備を経営的視点から企画・管理・活用する手法です。

Q.

ブリーフィングの成果物は何と呼ばれる?

ブリーフと呼ばれます。発注者や関係者の要求・目的・制約条件を明らかにし、分析した結果をまとめたものです。

平成30年 一級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成30年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>