建築士試験 解説ノート

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平成29年度 一級建築士 環境・設備 No.8を解説、色彩に関する誤りを見抜くポイント

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平成29年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.8は、減法混色・XYZ表色系・マンセル表色系・JIS安全色など、色彩に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

混色のしくみと、色を数値で表す表色系の決まりが並びます。マンセル表色系の彩度の範囲を正しく覚えているかが問われます。

引っかけの核心はマンセル表色系の彩度です。彩度(クロマ)は0から始まりますが、上限は色相によって異なり、あざやかな色では14程度まで伸びます。選択肢3は「0から10まで」と上限を低く言い切っています。

減法混色やXYZ表色系のYの意味など、ほかの記述は色彩の基本として押さえます。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当なもの)

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各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 減法混色は色を吸収する媒体を混ぜる方法で、混ぜるほど黒に近づきます。適当な記述です。
2 ○(適当) XYZ表色系の三刺激値のうちYは、光源色では測光的な明るさを表します。適当な記述です。
3 ×(不適当) マンセルの彩度は0から始まり、上限は色相により異なり14程度まであります。0から10までとする点が不適当です。
4 ○(適当) JISの安全色で「緑」は、安全状態および進行を表します。適当な記述です。

選択肢3は、マンセルの彩度を0から10までと言い切った点が不適当で、彩度の上限は色相によって異なり、あざやかな色では14程度まで伸びます。

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選択肢3のポイント(ここが誤り)

マンセル表色系は、色相(H)・明度(V)・彩度(C)の三つで色を表します。このうち彩度は、無彩色である灰色からどれだけ離れてあざやかかを表す数値です。

彩度は0(無彩色)から始まります。上限は色によって違い、にぶい色では小さく、あざやかな色では大きくなります。色相によっては14程度まで伸び、一律に10で頭打ちにはなりません。

ザックリ言えば、マンセルの彩度は0から始まり、上限は色相ごとに違う(14程度まで)と押さえます。選択肢3は上限を10で固定しており、あざやかな純色を表せなくなります。

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覚え方

  • マンセル彩度=0から始まり、上限は色相ごとに異なる(14程度まで)
  • 減法混色=混ぜるほど黒に近づく
  • XYZ表色系のY=光源色で測光的な明るさ
  • JIS安全色「緑」=安全状態・進行

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理解度チェック

Q.

マンセル表色系の彩度は、上限が一律10で決まっている?

決まっていません。上限は色相ごとに異なり、あざやかな色では14程度まで伸びます。

Q.

XYZ表色系のYは、光源色で何を表す?

測光的な明るさを表します。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「平成29年度 一級建築士試験 学科の試験 学科II(環境・設備)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

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