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令和3年度 一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)No.20は、環境・設備に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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BELS、省エネ基準、BCP、地域冷暖房と、省エネ・防災まわりが問われます。とくにBELSの星の数とBEIの関係が判断の決め手です。
引っかけの核心は、BELSです。星の数の基準になるBEIは、小さいほど省エネ性能が高い指標です。星の数は、BEIが小さいほど増えます。大きいほど増えるのではありません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | BELSの5段階のマークがBEIの値が大きいほど星の数が増えるとした点が誤り。BEIは小さいほど省エネ性能が高く、星の数も増えます。 |
| 2 | ○(正しい) | 建築物省エネ法に基づく新築住宅の省エネ基準では、外皮平均熱貫流率(UA値)や冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)を、地域区分に応じた基準値以下とすること等が求められます。 |
| 3 | ○(正しい) | 救護場所や避難場所となりうる病院やホテル等を有する企業のBCPでは、ライフラインの広域停止に備えた設備をあらかじめ計画するのが望ましいとされます。 |
| 4 | ○(正しい) | 地域冷暖房システムの導入は、未利用熱の活用による排熱削減が期待でき、ヒートアイランド現象の緩和にも効果的です。 |
選択肢1は、BELSの星の数をBEIが大きいほど増えるとした点が誤りで、星の数はBEIが小さいほど増えます。
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BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)は、建築物の省エネ性能を、星の数(5段階のマーク)で分かりやすく表す制度です。星が多いほど、省エネ性能が高いことを示します。
星の数の基準になるのがBEI(建築物エネルギー消費性能指数)です。BEIは「設計一次エネルギー消費量 ÷ 基準一次エネルギー消費量」で、小さいほど省エネ性能が高いことを意味します。したがって、星の数はBEIが小さいほど増えます。
選択肢1は「BEIの値が大きいほど星の数が増える」としていますが、BEIは小さいほど性能が良い指標なので、逆です。BEIは小さいほど星が増える、と押さえると見抜けます。
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BELSの5段階のマークは、BEIの値が大きいほど星の数が増える。〇か×か。
×。BEIは小さいほど省エネ性能が高いため、星の数はBEIが小さいほど増えます。
地域冷暖房システムの導入は、未利用熱の活用による排熱削減やヒートアイランド現象の緩和に効果的である。〇か×か。
〇。まとめて熱源を運用し、未利用熱も使えるため、排熱の削減やヒートアイランド緩和に役立ちます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月