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平成28年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.4は、冬期の結露に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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冬期に生じる結露について、表面結露と内部結露、その対策が問われます。防湿層、内断熱、暖房室と非暖房室、開放型石油ストーブ、表面温度の5つの観点です。
引っかけの核心は、室内の表面温度と結露の関係です。表面温度を上げると、その面は露点温度より高くなり、表面結露はむしろ生じにくくなります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 記述の要点 | 正誤 |
|---|---|---|
| 1 | 外壁の室内側に生じる表面結露に対して、防湿層は効果が小さく、防湿層は主に内部結露への対策です。 | ○(正しい) |
| 2 | 外壁を内断熱とする場合、断熱材を厚くしても内部結露の防止には効果が薄いです。 | ○(正しい) |
| 3 | 保温性が高い住宅でも、暖房室と非暖房室があると、非暖房室で表面結露が生じやすくなります。 | ○(正しい) |
| 4 | 開放型石油ストーブの使用は水蒸気を発生させ、表面結露の原因となる場合があります。 | ○(正しい) |
| 5 | 室内の表面温度を上昇させると、表面結露が生じやすいとした点が誤り。表面温度を上げると、その面は露点温度より高くなり、表面結露は生じにくくなります。 | ×(誤り) |
選択肢5は、表面温度を上昇させると表面結露が生じやすいとする点が誤りで、正しくは表面温度が露点温度より高くなり、表面結露は生じにくくなります。
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表面結露は、壁などの表面温度が室内空気の露点温度より低くなったときに、空気中の水蒸気が水滴になって生じます。つまり冷たい面ほど結露しやすくなります。
室内の表面温度を上げると、その面は露点温度より高い状態を保ちます。すると水蒸気は水滴にならず、表面結露は生じにくくなります。断熱を高めて表面を暖かく保つのが基本的な対策です。
選択肢5は表面温度を上げると結露しやすいとしていますが、実際は逆で、表面温度を上げるほど表面結露は生じにくくなります。冷たい面が結露するという原則で判断しましょう。
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室内の表面温度を上昇させると、表面結露が生じやすくなる。〇か×か。
×。表面温度が露点温度より高くなり、表面結露は生じにくくなります。
防湿層は、主に内部結露への対策である。〇か×か。
〇。防湿層は壁内部への水蒸気の侵入を抑え、内部結露を防ぎます。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月