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平成28年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.14は、美術館の計画に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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美術館の各部門の配置や、展示照明、展示壁面の計画が問われます。学芸員の研究部門、日本画の展示照度、展示室の床面積、人工照明の光源、企画展示室の可動壁の5つです。
引っかけの核心は、日本画を展示する壁面の照度です。日本画は退色しやすいため低照度が求められ、展示壁面は150〜300lx程度とします。500lxは高すぎます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 記述の内容 | 正誤 |
|---|---|---|
| 1 | 学芸員の研究部門を、収蔵部門と近接して配置した。資料の調査・管理の動線として妥当です。 | ○(正しい) |
| 2 | 日本画を展示する壁面の照度を、500lx程度とした点が誤り。日本画は退色しやすく、150〜300lx程度とします。 | ×(誤り) |
| 3 | 展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度とした。美術館の展示部門の床面積の目安に沿っています。 | ○(正しい) |
| 4 | 絵画用の人工照明の光源を、自然光に近い白色光とした。色を正しく見せる観点で妥当です。 | ○(正しい) |
| 5 | 企画展示室の展示壁面を、フレキシビリティのため可動式とした。展示替えに対応しやすくなります。 | ○(正しい) |
選択肢2は、日本画の展示壁面の照度を500lx程度とした点が誤りで、正しくは退色を抑えるため150〜300lx程度とします。
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展示照明では、作品を見やすくする明るさと、作品を傷めない配慮の両立が求められます。日本画や染織品など光に弱い展示物は、強い光を長く受けると退色が進みます。
そのため日本画の展示壁面の照度は150〜300lx程度に抑えます。油彩画のように比較的光に強い展示物より、低い照度で計画します。
選択肢2は500lx程度としていますが、日本画には高すぎます。正しくは150〜300lx程度です。展示物の材質ごとに照度の目安が違う点を押さえておきましょう。
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日本画を展示する壁面の照度は、500lx程度とするのが適切である。〇か×か。
×。日本画は退色しやすいため、展示壁面は150〜300lx程度とします。500lxは高すぎます。
絵画用の人工照明は、自然光に近い白色光の光源とするのがよい。〇か×か。
〇。作品の色を正しく見せるため、演色性のよい白色光を用います。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月