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平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.20は、空気調和設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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中央熱源方式の水方式、二重ダクト方式、ファンコイルユニット、氷蓄熱方式、置換換気・空調と、空調に関わる方式や機器の性質が問われます。判断の決め手は、ファンコイルユニットをどこに設置する機器と説明しているかです。
引っかけの核心は、ファンコイルユニットの設置場所です。ファンコイルユニットは室内に置く小型の空調機器で、送風機と冷温水コイルを内蔵し、その室の空気を循環させながら冷却・加熱します。屋外に設置するものとした点が誤りです。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 中央熱源方式の空気調和設備で水方式の場合は、室内空気の入れ替えを行う換気機能を有する装置が別に必要になります。 |
| 2 | ○(正しい) | 二重ダクト空調方式は、冷風と温風を各室で混合して調整するため、間仕切りの変更に柔軟に対応できます。 |
| 3 | ×(誤り) | ファンコイルユニットを屋外に設置するものとした点が誤り。ファンコイルユニットは室内に設置する小型ユニットです。 |
| 4 | ○(正しい) | 同一量の蓄熱では、氷の融解潜熱を利用する氷蓄熱方式のほうが、水蓄熱方式より蓄熱槽の容積を小さくできます。 |
| 5 | ○(正しい) | 置換換気・空調は、温度差による空気の浮力を利用して、下部から供給した空気を上部へ排出する換気・空調方式です。 |
選択肢3は、ファンコイルユニットを屋外に設置するものと説明した点が誤りで、ファンコイルユニットは各室に置いて室内空気を循環させる小型ユニットです。
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ファンコイルユニットは、送風機(ファン)と冷温水コイルを一つの箱にまとめた小型の空調機器です。室内に置き、送られてきた冷水や温水をコイルに通しながら、その室の空気を取り込んで冷やしたり温めたりして送り出します。
窓下や天井、壁面などに設置され、各室ごとに温度を調整できるのが特徴です。屋外に置く熱源機器と役割が違い、あくまで室内側で空気を扱う機器です。
選択肢3は「屋外に設置する」としていますが、ファンコイルユニットは室内に設置するのが正しく、ここが誤りです。屋外の熱源から冷温水を受け取り、室内で空気を処理する、という役割分担で覚えておきましょう。
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ファンコイルユニットは、屋外に設置して室内へ冷温風を送る機器である。〇か×か。
×。ファンコイルユニットは室内に設置する小型ユニットで、その室の空気を循環させて冷却・加熱します。
同一量の蓄熱では、氷蓄熱方式のほうが水蓄熱方式より蓄熱槽の容積を小さくできる。〇か×か。
〇。氷の融解潜熱を利用するため、同じ蓄熱量でも槽を小さくできます。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月