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平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.22は、排水設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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Sトラップの破封、雨水立て管の兼用、通気管の役割、雨水ますの構造、間接排水の目的が問われます。判断の決め手は、雨水排水ますに設けるのが泥だめかインバートかです。
引っかけの核心は、雨水ますの構造です。雨水ますには、雨水に混じった土砂を沈殿させるための泥だめを底に設けます。流れの溝(インバート)を底に設けるのは汚水ますで、記述はこの2つを取り違えています。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | Sトラップを掃除流しなどに用いると、ため洗い後の排水で自己サイホン作用が起き、封水が破れるおそれがあります。 |
| 2 | ○(正しい) | 雨水立て管は、排水立て管・通気立て管のいずれとも兼用してはなりません。単独で設けます。 |
| 3 | ○(正しい) | 通気管は、排水管内の圧力変動を緩和し、トラップの封水を保つために設けます。 |
| 4 | ×(誤り) | 雨水排水ますにインバートを設けるとした点が誤り。雨水ますには土砂を沈める泥だめを設けます。 |
| 5 | ○(正しい) | 間接排水の目的は、一般排水系統からの逆流や臭気・害虫などの侵入を防止することです。 |
選択肢4は、雨水排水ますにインバートを設けるとした点が誤りで、雨水ますには泥を沈殿させる泥だめを設け、インバート(流れの溝)を設けるのは汚水ますです。
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雨水ますは、屋根や敷地の雨水を集めて排水管へ流す設備です。雨水には土砂や落ち葉が混じるので、ますの底を管底より深くした泥だめ(深さ150mm以上)を設け、そこに土砂を沈めて管の詰まりを防ぎます。
一方、汚水ますは底にインバートという半円状の溝を設け、汚物を滞留させずに流れの方向へ導きます。つまり、雨水ますは沈める、汚水ますは流す、という違いがあります。
選択肢4は雨水ますにインバートを設けるとしていますが、正しくは雨水ますには泥だめを設けます。土砂を含む雨水は沈殿させる、汚物を含む汚水は溝で流す、と対にして覚えておきましょう。
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雨水排水ますには、泥などが自然に流れるようにインバートを設ける。〇か×か。
×。雨水ますには土砂を沈める泥だめを設けます。インバートを設けるのは汚水ますです。
通気管は、排水管内の圧力変動を緩和するために設ける。〇か×か。
〇。通気管で圧力変動を和らげ、トラップの封水を保ちます。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月