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令和元年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.4は、換気に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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必要換気量の考え方、開放型燃焼器具の換気量、温度差換気、そして機械換気方式の種類が問われます。数値と仕組みを結び付けて理解しているかが試されます。
引っかけの核心は機械換気方式の圧力です。第2種は給気だけを機械で行うため室内は正圧になりますが、選択肢4はこれを負圧としています。第2種と第3種の取り違えが決め手です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 室の必要換気量は、室内の二酸化炭素濃度の許容値(一般に0.1%)を基準に算出します。 |
| 2 | ○(正しい) | 開放型燃焼器具のある室の必要換気量は、燃焼に伴う理論廃ガス量の40倍が目安です。 |
| 3 | ○(正しい) | 外気温が室温より低いと、温度差換気により下階から給気し上階から排気する力が働きます。 |
| 4 | ×(誤り) | 第2種機械換気方式を室内が負圧になるとした点が誤り。給気を機械で行うため正圧になります。 |
| 5 | ○(正しい) | 室内空気の一酸化炭素濃度の許容値は、一般に0.001%(10ppm)です。 |
選択肢4は、第2種機械換気方式で室内が負圧になるとする点が誤りで、正しくは室内が正圧になります。負圧に保つのは第3種です。
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機械換気は、給気と排気のどちらを機械で行うかで3種類に分かれます。第1種は給気も排気も機械、第2種は給気だけを機械(排気は自然)、第3種は排気だけを機械(給気は自然)です。
第2種は機械で外気を押し込むので、室内の空気が外へ出る側になり、室内は正圧になります。汚染された外気の侵入を防ぎたいクリーンルームや手術室で使われます。逆に第3種は機械で吸い出すため室内は負圧になり、においや湿気を外へ出したい台所や便所で使われます。
選択肢4は第2種を「負圧」としていますが、第2種は正圧で、負圧になるのは第3種です。給気側に機械があれば正圧、排気側に機械があれば負圧、と対応づけて覚えておきましょう。
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第2種機械換気方式では、室内を負圧に保つ。〇か×か。
×。第2種は給気を機械で行うため室内は正圧になります。負圧に保つのは第3種です。
開放型燃焼器具のある室の必要換気量は、理論廃ガス量の40倍が目安である。〇か×か。
〇。開放型燃焼器具では、燃焼に伴う理論廃ガス量の40倍を必要換気量の目安とします。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月