建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 計画
  4. 令和元年
  5. > No.7 日照・日射

令和元年度 二級建築士 計画 No.7を解説、日照・日射に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和元年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.7は、日照・日射に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

日射遮蔽係数、鉛直面の日射量、水平庇の効果、日照率、昼光率という、日照・日射の基本が横並びで問われます。方位と季節で日射量がどう変わるかを整理できているかが試されます。

引っかけの核心は、夏至の方位別日射量です。夏至は太陽高度が高いため、南向き鉛直面より東・西向き鉛直面のほうが1日の直達日射量は大きくなります。選択肢2はこれを逆にしています。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 日射遮蔽係数が小さい窓ほど、日射を室内へ通しにくく、遮蔽効果が大きくなります。
2 ×(誤り) 夏至の1日の直達日射量を、東向き鉛直面より南向き鉛直面のほうが大きいとした点が誤り。夏至は東・西面のほうが大きくなります。
3 ○(正しい) 水平庇による夏の日射遮蔽効果は、太陽高度の高い南面のほうが、西面より大きくなります。
4 ○(正しい) 日照率は、可照時間に対する実際の日照時間の割合で表されます。
5 ○(正しい) 昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の昼光照度の割合で表されます。

選択肢2は、夏至の直達日射量を東向き鉛直面より南向き鉛直面のほうが大きいとする点が誤りで、夏至は太陽高度が高いため東・西向き鉛直面のほうが大きくなります。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢2のポイント

鉛直面が受ける日射量は、太陽光がその面にどれだけ正面から当たるかで決まります。太陽高度が高いほど、地面に近い水平面に日射が集中し、垂直に立った南面へは斜めからしか当たりません。

夏至は太陽高度が非常に高く、正午でも南面へは浅い角度でしか日が当たりません。一方、朝夕は太陽が東・西の低い位置から昇り沈むため、東面と西面には日射が正面から当たります。この結果、夏至の1日の直達日射量は南面より東・西面のほうが大きくなります。

選択肢2は「南向き鉛直面のほうが大きい」としていますが、夏至では東・西向き鉛直面のほうが大きいため誤りです。南面が一番になるのは太陽高度の低い冬至、と季節で分けて覚えておきましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 夏至は東・西向き鉛直面の日射量が最大/南面が最大になるのは冬至
  • 日射遮蔽係数は小さいほど遮蔽効果が大きい/水平庇は夏の南面でよく効く
  • 日照率は可照時間に対する日照時間/昼光率は全天空照度に対する昼光照度

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

北緯35度・夏至において、1日の直達日射量は東向き鉛直面より南向き鉛直面のほうが大きい。〇か×か。

×。夏至は太陽高度が高く、東・西向き鉛直面のほうが南面より日射量が大きくなります。

Q.

昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の昼光照度の割合である。〇か×か。

昼光率は、全天空照度に対する室内の昼光照度の割合として定義されます。

令和元年 二級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和元年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ(建築計画)問題」
  • 夏至の方位別鉛直面日射量/日射遮蔽係数・日照率・昼光率:日照・日射の基本
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>