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令和3年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.22は、給排水衛生設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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間接排水、ウォータハンマの防止、高置水槽、吐水口空間、FF式給湯機が問われます。判断の決め手は、FF式給湯機に燃焼のための換気設備が別途必要かどうかです。
引っかけの核心は、FF式給湯機の換気です。FF式は給気と排気を屋外と直結する密閉式の燃焼器具なので、燃焼のための換気設備を別に設ける必要はありません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 間接排水とは、器具からの排水管をいったん大気中で縁を切り、水受け容器等の中へ排水することをいいます。 |
| 2 | ○(正しい) | シングルレバー水栓や全自動洗濯機の配管で、ウォータハンマの防止にはエアチャンバの設置が有効です。 |
| 3 | ○(正しい) | 高置水槽方式の高置水槽は、建築物内で最も高い位置にある水栓・器具等の必要水圧が確保できる高さに設置します。 |
| 4 | ○(正しい) | 吐水口空間とは、給水栓の吐水口最下端から、その水受け容器のあふれ縁の上端までの垂直距離をいいます。 |
| 5 | ×(誤り) | FF式給湯機に燃焼のための換気設備を別に設ける必要があるとした点が誤り。FF式は密閉式なので別途不要です。 |
選択肢5は、FF式給湯機に燃焼のための換気設備を別に設ける必要があるとした点が誤りで、FF式は給排気を屋外と直結する密閉式なので別途不要です。
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FF式(強制給排気式)給湯機は、燃焼に使う空気を屋外から取り入れ、燃焼後の排ガスも屋外へ排出する給排気筒(ダクト)とファンを備えた密閉式の燃焼器具です。
室内の空気を燃焼に使わず、排ガスも室内へ出さないので、設置した部屋に燃焼のための換気設備を別に設ける必要はありません。一方、室内の空気を燃焼に使う開放式や、排気のみ屋外へ出す半密閉式(FE式など)では、給気のための換気が必要になります。
選択肢5は「換気設備を別に設ける必要がある」としていますが、FF式は密閉式で換気設備が別途不要です。「FF=強制給排気=密閉式=室内の空気を使わない」と押さえます。
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FF式給湯機を用いる場合は、燃焼のための換気設備を別に設ける必要がある。〇か×か。
×。FF式は給排気を屋外と直結する密閉式で、室内の空気を燃焼に使わないため、燃焼のための換気設備を別に設ける必要はありません。
吐水口空間とは、給水栓の吐水口最下端から、その水受け容器のあふれ縁の上端までの垂直距離をいう。〇か×か。
〇。吐水口空間は、吐水口最下端からあふれ縁上端までの垂直距離で、汚水の逆流(クロスコネクション)を防ぐために確保します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月