建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 計画
  4. 令和3年
  5. > No.22 給排水衛生設備(給湯・排水)

令和3年度 二級建築士 計画 No.22を解説、給排水衛生設備(給湯・排水)に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和3年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.22は、給排水衛生設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

間接排水、ウォータハンマの防止、高置水槽、吐水口空間、FF式給湯機が問われます。判断の決め手は、FF式給湯機に燃焼のための換気設備が別途必要かどうかです。

引っかけの核心は、FF式給湯機の換気です。FF式は給気と排気を屋外と直結する密閉式の燃焼器具なので、燃焼のための換気設備を別に設ける必要はありません。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 間接排水とは、器具からの排水管をいったん大気中で縁を切り、水受け容器等の中へ排水することをいいます。
2 ○(正しい) シングルレバー水栓や全自動洗濯機の配管で、ウォータハンマの防止にはエアチャンバの設置が有効です。
3 ○(正しい) 高置水槽方式の高置水槽は、建築物内で最も高い位置にある水栓・器具等の必要水圧が確保できる高さに設置します。
4 ○(正しい) 吐水口空間とは、給水栓の吐水口最下端から、その水受け容器のあふれ縁の上端までの垂直距離をいいます。
5 ×(誤り) FF式給湯機に燃焼のための換気設備を別に設ける必要があるとした点が誤り。FF式は密閉式なので別途不要です。

選択肢5は、FF式給湯機に燃焼のための換気設備を別に設ける必要があるとした点が誤りで、FF式は給排気を屋外と直結する密閉式なので別途不要です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢5のポイント

FF式(強制給排気式)給湯機は、燃焼に使う空気を屋外から取り入れ、燃焼後の排ガスも屋外へ排出する給排気筒(ダクト)とファンを備えた密閉式の燃焼器具です。

室内の空気を燃焼に使わず、排ガスも室内へ出さないので、設置した部屋に燃焼のための換気設備を別に設ける必要はありません。一方、室内の空気を燃焼に使う開放式や、排気のみ屋外へ出す半密閉式(FE式など)では、給気のための換気が必要になります。

選択肢5は「換気設備を別に設ける必要がある」としていますが、FF式は密閉式で換気設備が別途不要です。「FF=強制給排気=密閉式=室内の空気を使わない」と押さえます。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • FF式(強制給排気式)給湯機は給排気を屋外と直結する密閉式で燃焼用の換気設備は別途不要(室内空気を使わない)
  • 間接排水は排水管を大気中で縁を切り水受け容器へ排水/吐水口空間は吐水口最下端〜あふれ縁上端の垂直距離
  • ウォータハンマ防止はエアチャンバ/高置水槽は最も高い位置の器具の必要水圧を確保できる高さに設置

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

FF式給湯機を用いる場合は、燃焼のための換気設備を別に設ける必要がある。〇か×か。

×。FF式は給排気を屋外と直結する密閉式で、室内の空気を燃焼に使わないため、燃焼のための換気設備を別に設ける必要はありません。

Q.

吐水口空間とは、給水栓の吐水口最下端から、その水受け容器のあふれ縁の上端までの垂直距離をいう。〇か×か。

。吐水口空間は、吐水口最下端からあふれ縁上端までの垂直距離で、汚水の逆流(クロスコネクション)を防ぐために確保します。

令和3年 二級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和3年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ(建築計画)問題」
  • FF式給湯機は密閉式で燃焼用の換気設備は別途不要・間接排水・吐水口空間・ウォータハンマ防止:建築設備(給排水・給湯)の基本
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>