令和7年度 二級建築士試験 学科IV(建築施工)No.2は、工事現場における材料の保管に関する問題です。
この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | フラッシュ戸は、反りを防ぐため屋内に平積みにして保管します。正しい記述です。 |
| 2 | ○(正しい) | 板ガラスは、割れを防ぐため屋内に立置きにして保管します。正しい記述です。 |
| 3 | ○(正しい) | ALCパネルは、屋内に台木を水平に置き、その上に平積みにして保管します。正しい記述です。 |
| 4 | ×(誤り) | アスファルトルーフィングは立置きで保管します。平積みは巻きぐせ・変形の原因で誤りです。 |
| 5 | ○(正しい) | ビニル床シートは、屋内の乾燥した場所に直射日光を避けて立置きにして保管します。正しい記述です。 |
選択肢4の「アスファルトルーフィングを平積みにして保管」という記述が誤りで、正しくは立置きで保管します。
選択肢4は、アスファルトルーフィングを「平積み」で保管するとしていますが、ここが誤りです。正しくは立置き(縦置き)で保管します。
アスファルトルーフィングやビニル床シートのようなロール状の材料は、立てて保管するのが基本ですね。ロールを横にして平積みにすると、上に積んだ重みが下のロールを押しつぶし、巻きが変形したり層どうしが癒着したりして使い物にならなくなります。立てておけば自重で押しつぶされにくいわけです。一方、フラッシュ戸やALCパネルのような板状の材料は、反りを防ぐため水平に平積みします。
誤りの核心は、ロール状の防水材を平積みにした(巻きが変形・癒着)点です。ザックリ言えば、「巻物は立てて置く」ということです。ロール状の防水材は立置きが基本と押さえましょう。
アスファルトルーフィングは、平積み・立置きのどちらで保管する?
立置きです。ロール状なので、平積みにすると重みで巻きが変形・癒着してしまいます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月(出題時点の知識・基準に基づく)
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
ロール状のアスファルトルーフィングは、屋内の乾燥した場所に立置き(縦置き)で保管します。平積みにすると、上に積んだ重みで巻きが押しつぶされ、変形や癒着の原因になるからです。
選択肢4は「平積みにして保管した」としているので、ここが誤りなんです。ロール状の防水材は立置きが基本と押さえましょう。