建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 計画
  4. 平成28年
  5. > No.18 工事監理の標準業務

平成28年度 一級建築士 計画 No.18を解説、工事監理の標準業務に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成28年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.18は、建築士法第25条に基づく報酬基準(平成21年国土交通省告示第15号)の「工事監理に関する標準業務」の業務内容に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

取り上げられたのは、設計図書の内容の把握、施工図等の検討、工事と設計図書の照合・確認、是正の求めと報告です。工事監理者が告示で定められた標準業務として、誰に何を報告するかが問われます。

論点は報告先です。工事監理に関する標準業務では、設計図書に矛盾や脱漏などを見つけた場合の報告先が、原則として建築主に定められています。

選択肢1は、その報告先を設計者としています。標準業務の建付けと食い違っており、ここが誤りになります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当なもの)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

計画は過去問の反復が効きます。年度別の過去問題集で出題パターンに慣れておくと得点が安定します。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 設計図書の矛盾・脱漏等を発見した際の報告先を設計者とする点が誤りです。標準業務では建築主に報告します。
2 ○(正しい) 施工図・製作見本・見本施工等が設計図書に適合するかを検討し、建築主に報告します。記述どおりです。
3 ○(正しい) 工事の適合は、定めのある方法のほか目視・抽出・品質管理記録の確認など合理的方法で確かめます。記述どおりです。
4 ○(正しい) 設計図書どおりでない工事を認めたら工事施工者に是正を求め、従わないときは建築主に報告します。記述どおりです。

選択肢1は、設計図書の矛盾・脱漏等を発見した際の報告先を設計者とした点が誤りで、標準業務では建築主に報告します。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

工事監理者は、業務に入るとまず設計図書の内容を把握します。そのなかで明らかな矛盾や誤り、抜け落ち、納まりの不具合などを見つけることがあります。

このとき、報酬基準の標準業務では、発見した内容を建築主に報告するのが基本の流れです。工事監理者は建築主から委託を受けて工事を見守る立場のため、判断の材料はまず建築主に上げます。必要に応じて工事施工者に確認することはあっても、報告先の中心は建築主です。

ザックリ言えば、設計図書の矛盾・脱漏等を見つけたら、まず建築主に報告するのが工事監理の標準業務です。報告先を設計者とする選択肢1は、この建付けと食い違います。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 工事監理の標準業務=設計図書の矛盾・脱漏等を発見したら建築主に報告
  • 施工図・製作見本等の適合性を検討し建築主に報告
  • 工事と設計図書の照合=合理的方法で確認
  • 是正に従わなければ建築主に報告

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

工事監理の標準業務で、設計図書に明らかな矛盾や脱漏を見つけたとき、まず誰に報告しますか。

建築主です。標準業務では建築主への報告が基本で、必要に応じて工事施工者に確認します。

Q.

工事が設計図書どおりに実施されていないと認めたのに工事施工者が是正に従わない場合、工事監理者は誰に報告しますか。

建築主です。まず工事施工者に是正を求め、従わないときはその旨を建築主に報告します。

平成28年 一級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成28年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>