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令和7年度 一級建築士 施工 No.7を解説、アースドリル孔底検測は5か所で行う

令和7年度 一級建築士 学科Ⅴ(施工)No.7は、地業工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. アースドリル工法の孔底先端深度の検測箇所
  2. 鉄筋かごの補強リングの配置間隔
  3. 既製コンクリート杭の継手の寸法許容差
  4. 場所打ちコンクリート杭の杭頭処理

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが誤っている記述)

孔底の先端深度の検測は、中心1か所ではなく5か所(中心1か所+端部4か所)で行います。JASS 4の規定に基づく検測箇所です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 孔底先端深度の検測は中心1か所ではなく5か所(中心1か所+端部4か所)で行う。
2 ○(正しい) 補強リングは平鋼を用い、特記がない場合2〜3mの間隔で配置する。
3 ○(正しい) 継手部の開先の目違い量は2mm以下、ルート間隔の最大値は4mm以下とする。
4 ○(正しい) コンクリート打込みから14日程度経過後、杭本体を傷めないよう所定の高さに処理する。

選択肢1の「孔底の中心1か所で検測した」という記述が誤りで、正しくは5か所(中心1か所+端部4か所)での検測が必要です。

孔底の検測は何か所で行うのか

選択肢1は、アースドリル工法の底ざらい後の孔底先端深度の検測箇所に関する記述です。孔底管理ではスライムが残っていないかを確認するため、複数か所の検測が必要なんですね。

JASS 4では、底ざらい実施直後の掘削孔の先端深度の検測は、重錘と検測テープを用いて孔底の5か所(中心1か所および端部4か所)で行うと定めています。中心1か所だけでは孔底の傾きや不均一なスライム堆積を見逃すおそれがあるからです。

選択肢1は「孔底の中心1か所で検測した」としていますが、規定を満たさず誤りです。ザックリ言えば、孔底先端深度の検測は5か所(中心1+端部4)/中心1か所のみは不可ということです。

覚え方

  • 孔底先端深度の検測=5か所(中心1+端部4)/中心1か所のみは不可
  • 鉄筋かごの補強リング=平鋼を2〜3m間隔で配置
  • 既製コンクリート杭の継手=目違い2mm以下・ルート間隔4mm以下
  • 場所打ち杭の杭頭処理=打込みから14日程度後に所定の高さに処理

一問一答

Q.

アースドリル工法の底ざらい後に行う孔底先端深度の検測は何か所で行うか。

5か所(中心1か所+端部4か所)。中心1か所のみは不可。

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出典・参考

  • 建築技術教育普及センター「令和7年度 一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅴ(施工)問題」
  • JASS 4 山留め工事・地業工事(日本建築学会)
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「施工」を過去問から整理しています。運営者情報

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