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令和3年度 一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)No.1は、環境工学の用語に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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露点温度、グレア、ビル風、カクテルパーティ効果という、環境工学の用語が問われます。それぞれの定義や性質が正しいかが判断の決め手です。
引っかけの核心は、グレアです。グレアは視野に高輝度の光源が入ったときに起こり、その程度は周囲(背景)の輝度の影響を受けます。背景が明るいほど、同じ光源でもまぶしさは小さくなります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 露点温度は、絶対湿度を一定に保ちながら空気を冷却したとき、相対湿度が100%となる温度です。 |
| 2 | ×(誤り) | グレアが周囲の輝度からの影響を受けないとした点が誤り。グレアは周囲(背景)の輝度の影響を受け、背景が明るいほどまぶしさは小さくなります。 |
| 3 | ○(正しい) | ビル風は、建築物の見付面積が大きく、風を多くせき止めるほど、一般に剥離する領域が大きくなります。 |
| 4 | ○(正しい) | カクテルパーティ効果は、周囲が騒がしくても聴きたい音を選択的に聴き取れる、聴覚上の性質です。 |
選択肢2は、グレアが周囲の輝度の影響を受けないとした点が誤りで、実際は周囲(背景)の輝度の影響を受けます。
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グレア(まぶしさ)は、視野の中に輝度の高い光源や面が入ったときに感じる、不快感や見えにくさのことです。
そのまぶしさの程度は、光源そのものの輝度だけでなく、周囲(背景)の輝度、つまり目がどれだけ明るさに順応しているかに左右されます。背景が明るいと目が明るさに順応していて、同じ光源でもまぶしさは小さくなります。逆に背景が暗いと大きくなります。
夜間の対向車のヘッドライトが昼間よりずっとまぶしく感じるのが、その例です。選択肢2は「周囲の輝度からの影響を受けない」としており、周囲の輝度の影響を受けるという性質に反するため誤りです。
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グレアは、視野に高輝度の光源が入ったときに起こり、周囲の輝度からの影響を受けない。〇か×か。
×。グレアは周囲(背景)の輝度の影響を受け、背景が明るいほどまぶしさは小さくなります。
露点温度は、絶対湿度を一定に保って空気を冷却したとき、相対湿度が100%となる温度である。〇か×か。
〇。その温度まで下がると、空気中の水蒸気が飽和し結露が始まります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月