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令和7年度 二級建築士 計画 No.8を解説、マンセル表色系(明度と彩度)の誤りを見抜くポイント

令和7年度 二級建築士 学科I(建築計画)No.8は、マンセル表色系・混色・トーンなど色彩の基本に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. マンセル値「5R 6/10」の各数値の意味
  2. 色光の加法混色(RGB)
  3. JIS安全色(6色)
  4. 色調(トーン)の定義
  5. 内装の明度・彩度の配置

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

マンセル表色系では、色を「色相 明度/彩度(H V/C)」の順で表します。「5R 6/10」なら、5Rが色相、6が明度、10が彩度です。

選択肢1は「6が彩度、10が明度」と明度と彩度を逆に説明しているため、誤りなんです。並び順は「明度が先、彩度が後(スラッシュの後)」と覚えます。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(不適当) マンセルは「色相 明度/彩度」。5R 6/10 は明度6・彩度10で、記述の「彩度6・明度10」は逆です。
2 ○(適当) 色光の加法混色では、赤・緑・青(RGB)を同じ割合で混ぜると白色になります。適当な記述です。
3 ○(適当) JISが定める安全色は、赤・黄赤・黄・緑・青・赤紫の6色です。適当な記述です。
4 ○(適当) 明度と彩度を合わせて色の印象を表したものを、色調(トーン)といいます。適当な記述です。
5 ○(適当) 内装は一般に、天井面の明度を高く、床面の明度を低くし、全体の彩度は低めにすると落ち着きます。適当な記述です。

選択肢1は、5R 6/10 を「6が彩度、10が明度」とした点が誤りで、正しくは6が明度、10が彩度です。

選択肢1のポイント

引っかけの核心は、マンセル表色系の表記順を正確に覚えているかです。3つの属性(色相・明度・彩度)の並び順だけを入れ替えるのが、定番の引っかけなんですね。

マンセル値は「色相 明度/彩度」の順で書きます。スラッシュ(/)の前が明度、後ろが彩度です。「5R 6/10」なら色相5R・明度6・彩度10。選択肢1は明度と彩度を逆にしているわけです。明度は0(黒)〜10(白)、彩度は無彩色の0から大きいほど鮮やか、という範囲も合わせて押さえます。

ザックリ言えば、マンセルは H V/C = 色相・明度/彩度(スラッシュの前が明度、後が彩度)ということです。

覚え方

  • マンセルは「色相 明度/彩度」(H V/C)=スラッシュの前が明度、後が彩度
  • 明度は0(黒)〜10(白)、無彩色はN
  • 色光の加法混色(RGB)を同割合で混ぜると白
  • JIS安全色は赤・黄赤・黄・緑・青・赤紫の6色/トーン=明度+彩度
Q.

マンセル値「5R 6/10」の「6」と「10」は、それぞれ何を表す?

「6」が明度、「10」が彩度です。マンセルは「色相 明度/彩度」の順で、スラッシュの前が明度、後ろが彩度です。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「令和7年度 二級建築士試験 学科の試験 学科I(建築計画)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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