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法規は、問題を解く時間がいつも足りなくなる。
条文を探しているうちに手が止まり、焦ってしまう。
法規でつまずく原因のほとんどは、知識ではなく法令集を引く速さにあります。
この記事では、法令集への書き込みで許される範囲と、条文を速く引くための練習の組み立て方を整理します。
試験日程やルールは変わるので、最終的な内容は各公式でご確認ください。
法規(学科Ⅲ)は、法令集を持ち込める唯一の科目です。
裏を返せば、答えは手元にあります。速く正確に条文を引けるかどうかで得点が決まります。
1問あたりにかけられる時間は限られます。
条文の場所があいまいなまま探し始めると、1問で数分を使ってしまいます。
この積み重ねが、後半の問題にまわす時間を奪います。
持ち込む法令集には、書き込みの範囲が決められています。
許される書き込みと許されない書き込みを、先に整理しておきます。
| 区分 | 書き込みの内容 |
|---|---|
| 許される | 見出し、関連条文の指示(法令・章・節・条の名称や番号、掲載ページ)、改正年月日、アンダーライン(二重線・囲み枠を含む)、○△×の記号まで |
| 許されない | 図表による解説、条文を引く過程を省く早見表、文章の書き込み |
許される書き込みは、条文へたどり着くための道しるべまでです。
許されない書き込みは、条文そのものを言い換えたり、引く手間を丸ごと省いたりするものです。
この線を越えると、試験当日に法令集を没収されることがあります。やり過ぎは禁物です。
法規の試験開始前には、試験監督が法令集を確認する時間があります。
基準を外れた書き込みが見つかると、その場で削除を求められます。
直前に慌てて消すと、線引きそのものが乱れます。
書き込みは早めにルールの内側で仕上げておくのが安全です。
速さの土台は、線引きとインデックスです。
市販の線引き見本にそって、条文の区切りを色分けします。
よく開くページには、インデックス(見出しシール)を貼ります。目次を読まずに、手が該当ページへ向かうようになります。
そのうえで、過去問を法令集で実際に引きながら解きます。
頭の中だけで答え合わせをせず、毎回ページを開いて場所を体で覚えます。
条文を引く練習を、解説動画と問題演習で繰り返し回すと定着が早まります。スマホ完結で演習を回せるスタディングのような講座なら、通勤時間でも過去問演習を積めます。
法規は、出題される条文に偏りがあります。
頻出のテーマは、ページを見ずに開けるところまで練習します。
この5テーマは、毎年のように問われます。掲載ページを指が覚えるまで、開く動作を反復します。
すべてをその場で引くと、時間が足りなくなります。
問題は2種類に仕分けます。
覚えて答えられるものは、法令集を開かずに先へ進みます。
引く必要があるものだけに、時間を集中させます。
全問を引くのではなく、引く問題を絞って時間を配分する
暗記で即答できる問題まで法令集を開くと、後半で時間切れになります。仕分けが上手いほど、見直しの余裕が生まれます。
なお、学科試験では電卓の持ち込みが不可です。
法規は計算が少ない科目ですが、数値は暗算と法令集の確認で処理します。
法令集は、TAC(青)・総合資格(緑)・日建学院・井上書院(黄)などから選びます。
引きやすさや文字の見やすさは、製品ごとに差があります。
選び方の詳しい比較は、建築士試験の法令集はどれがいい?で整理しています。
実際の問われ方は、法規の過去問解説で条文ごとに確認できます。
法令集にマーカーで色分けするのは許されますか。
アンダーライン(二重線や囲み枠を含む)と、○△×の記号までは許されています。図表や文章の書き込みは範囲を外れるので、道しるべの範囲でとどめます。
過去問は法令集を引かずに解いてもよいですか。
本番は法令集を引きながら解きます。練習でも毎回ページを開き、条文の場所を体で覚えるほうが速さにつながります。
独学と講座、どちらで法規を進めればよいですか。
線引きとインデックスは独学でも整えられます。演習量を安く積みたいなら、スマホ完結の低価格講座を土台に足すのが近道です。
法規は、法令集を速く正確に引けるかどうかで得点が決まります。
書き込みは道しるべの範囲でとどめ、線引きとインデックスで引く速度を上げます。
頻出条文の場所を反射で開けるようにし、覚えて即答する問題と引く問題を仕分けて時間を配分します。
過去問を法令集で引きながら回す練習を、無料で試せるスタディングの演習で始めてみるのも手です。
法規の得点は、知識量よりも「条文にたどり着く速さ」で決まる
ほかの科目は暗記と過去問で勝負します。法規は、覚えた知識を法令集の場所と結びつける練習が要になります。ここを鍛えると、同じ知識量でも点が伸びます。