建築士試験 解説ノート

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一級建築士 構造の勉強法|計算が苦手な人の攻略法

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構造は力学の計算が続くから、そこで手が止まる。いっそ構造そのものを捨てたい。

構造の計算が苦手で、そこだけで科目ごとあきらめてしまう受験生はとても多いです。

ですが、構造(学科Ⅳ)は計算だけの科目ではありません。文章題の比重も大きく、そこを固めるだけで得点の土台ができます。

この記事では、構造の内訳を整理したうえで、計算が苦手な人がどこから手を付けるか、力学をどう覚えるかを、順を追って説明します。

構造は計算だけの科目なのか

結論から言うと、違います。構造(学科Ⅳ)は大きく2つに分かれます。

  • 文章題(構造計画・材料・各種構造)。知識で正誤を判断する問題です。
  • 計算(力学)。反力や応力などを手で求める問題です。

力学の計算はたしかに目立ちます。ですが構造の得点源は力学だけではありません。文章題の比重も大きく、ここは暗記と過去問で積み上げる領域です。

例えば、材料の性質や各種構造の特徴は、力学の計算とは別の頭の使い方で解けます。計算が苦手でも、文章題で土台を作れば構造は戦えます。

電卓なしで計算はどこまで出るのか

ここは苦手な人ほど知っておく価値があります。学科試験は電卓の持ち込みが不可です。

電卓が手元にない前提で出題されるので、力学の計算は手計算と暗算で解ける範囲に収まっています。

桁の多い割り算や、複雑な電卓計算は出ないと考えてよいです。出るのは、公式に数値を当てはめて整理すれば答えが出る型の問題です。

電卓が不可だから、力学は手計算で解ける易しい型に収まっている

「計算=難しい」という思い込みで構造を避ける人が多いです。実際は暗算前提の出題なので、手順さえ覚えれば得点に変わります。

計算が苦手ならどこから手を付けるか

優先順位をはっきりさせます。苦手な人は、次の順で進めると得点が伸びやすいです。

  • まず文章題を過去問で確実に取る。構造は文章題の比重が大きく、ここが得点の土台になります。
  • 力学は頻出パターンを型で覚える。出る問題の種類は決まっています。
  • 公式の丸暗記より、同じ問題を手を動かして繰り返す。手順が体に残ります。
  • 苦手な単元も、頻出の易しい型だけは拾う。全部を深追いせず、点になる型に絞ります。

順番が大切です。文章題で土台を作ってから力学に入ると、力学が全部でなくても合格ラインに届きます。

力学はどう覚えるか

力学が続く問題は、出るパターンがほぼ決まっています。まずは頻出の型を並べます。

頻出パターン求めるもの
反力支点にかかる力
応力曲げ・せん断・軸力
断面断面性能・応力度
たわみ部材の変形量
座屈座屈荷重・座屈長さ
ラーメン曲げモーメント図
トラス各部材の軸力

この7つの型をおさえれば、力学の出題の大半をカバーできます。だから、公式を一から導くより、型ごとに解き方の手順を覚えるほうが速いです。

覚え方は、同じ型の過去問を手を動かして繰り返すことです。例えば反力なら、力のつり合いとモーメントのつり合いを立てる手順を、数字を変えて何度も書きます。

写経のように手順をなぞるうちに、初見の数値でも同じ流れで解く感覚が身につきます。力学は理解の暗記より、型を手で反復する。

全体の底上げには何が要るか

文章題も力学も、底上げの中心は過去問の反復です。問われ方を知るほど、どの型が繰り返し出るかが見えてきます。

実際の問われ方は、当サイトの構造の解説一覧一級建築士の過去問解説で確認します。1問ずつ、正解の根拠と引っ掛けを整理しています。

参考書で手元に置くものを選ぶなら、構造力学のポケットブックなど科目特化の一冊が使いやすいです。選び方は科目特化のおすすめ参考書で整理しています。

独学で力学がきついときはどうするか

過去問と参考書で手を動かしても、力学の手順そのものでつまずくことはあります。文字だけの解説だと、図とのつながりが追いにくいからです。

そのときは、力学の解き方を動画で手順から追える教材を足すと近道になります。反力やモーメント図の描き方を、手の動きごと見て真似られるからです。

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よくある質問

Q.

計算が苦手でも構造で得点できますか。

できます。構造は文章題の比重も大きいので、まず文章題を過去問で固めれば得点の土台ができます。力学は頻出の型に絞って拾います。

Q.

学科試験で電卓は使えますか。

電卓の持ち込みは不可です。そのぶん、出る計算は手計算と暗算で解ける範囲に収まっています。複雑な電卓計算は出ないと考えてよいです。

Q.

力学はどう勉強すればよいですか。

反力・応力・断面・たわみ・座屈・ラーメン・トラスの頻出の型ごとに、解き方の手順を覚えます。公式の丸暗記より、同じ問題を手を動かして繰り返すのが近道です。

まとめ:文章題で土台を作り、力学は型で覚える

構造は計算だけの科目ではありません。文章題の比重も大きいので、まずそこを過去問で固めます。

力学は電卓が不可な前提で、手計算で解ける易しい型に収まっています。反力・応力・断面・たわみ・座屈・ラーメン・トラスの型を、手を動かして反復します。

手順そのものでつまずくなら、動画で解き方を追えるスタディングを無料で試して、相性を確かめてから決めるのが確実です。

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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の対策を整理しています。運営者情報