建築士試験 解説ノート

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ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)とは|フリーアドレスとの違い・一級建築士 計画での問われ方

ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)とは、業務内容や気分に応じて、働く場所を自分で選ぶ働き方です。

集中作業・打ち合わせ・WEB会議など、活動ごとに適した場所を使い分けます。

選べる場所はオフィスの中だけでなく、自宅やコワーキングスペースなども含みます。

試験では、よく似たフリーアドレスとの違いが問われます。

フリーアドレスとの違い

どちらも固定席にこだわらない点は同じですが、対象とする範囲が違います。

用語 内容
フリーアドレス オフィス内で座席を固定せず、空いている席を自由に使う運用
ABW 活動に応じて働く場所を選ぶ考え方。オフィス内に限らず、自宅やコワーキングも対象

フリーアドレスはオフィス内の「座席」の話、ABWはオフィス内外を含む「働く場所」の選び方です。ABWのほうが広い考え方だと押さえます。

建築計画での対応

ABWを取り入れるオフィスでは、活動に合わせた多様な場所を用意します。

例えば、集中できる個室ブース、気軽に話せる打ち合わせコーナー、WEB会議用の小部屋、カフェのようなくつろげる場などです。

一律の固定席を並べるのではなく、行動に合わせて選べる場をそろえるのがポイントです。

試験ではどう問われるか

一級建築士 計画では、事務所ビルの計画として出ます。問題文は建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

年度・No. 問われ方/引っかけ
一級 令和5年 No.14 ABW=事務所内外を含め業務内容や気分に合わせて働く場所を選ぶ働き方を導入し、事務所内に多様な場所を計画(正しい記述)

まちがえやすいポイント

ABWは、活動に応じてオフィス内外から働く場所を選ぶ考え方です。

オフィス内で空席を自由に使うだけの運用は、ABWではなくフリーアドレスです。範囲の広さで区別します。

覚え方

  • ABW=活動に応じて働く場所を選ぶ働き方。オフィス内外を含む。
  • フリーアドレス=オフィス内の座席を固定しない運用。
  • 計画=集中ブース・打合せ・WEB会議室・カフェなど、多様な場所をそろえる。

理解度チェック

Q.

ABWとフリーアドレスの違いは?

フリーアドレスはオフィス内で座席を固定しない運用、ABWは活動に応じてオフィス内外を含めて働く場所を選ぶ考え方です。ABWのほうが範囲が広い概念です。

Q.

ABWを取り入れたオフィスでは、どんな空間を用意する?

集中ブース、打ち合わせコーナー、WEB会議用の小部屋、くつろげる場など、活動に合わせて選べる多様な場所を用意します。

Q.

オフィス内で空いている席を自由に使う運用は、ABW?

それはフリーアドレスです。ABWは、オフィス内外を含めて活動に応じて働く場所を選ぶ、より広い考え方です。

まとめ

ABWは、業務内容や気分に応じて、オフィス内外から働く場所を選ぶ働き方です。フリーアドレス(オフィス内の座席運用)より広い考え方で、計画では活動に合わせた多様な場所を用意します。試験では、フリーアドレスとの範囲の違いに注意します。

出典・参考

  • 建築技術教育普及センター「一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」令和5年。ABWの内容は問題本文に基づく。
  • ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)とフリーアドレスの考え方(働く場所を活動に応じて選ぶ働き方と、オフィス内の座席を固定しない運用)。
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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