このテーマの要点
事務所・商業建築は一級建築士 計画で毎年1問前後。基準階の効率と動線計画が中心なんです。
軸は ① コアの配置(センター・偏心・分散・両端)② レンタブル比(収益部分の割合)③ 基準階・オフィスレイアウト ④ 商業施設の売場・客動線。効率を高める工夫と、その副作用がポイントです。
このページは、事務所・商業建築が建築士試験でどう問われるかを整理したものです。コア形式の長所短所、収益性の指標、商業の動線計画に絞っています。
コアの形式やレンタブル比、売場構成について、長所と短所を入れ替えたり指標の定義をずらしたりして誤りを作ります。「効率を上げる工夫」が「避難・採光・防災」とどう関係するかを意識することが大切なんですね。
センターコアは外周を執務に使え基準階効率が高いが、避難経路が中央に集中。偏心コアは無柱空間が取りやすい。両端(ダブル)コアは二方向避難に有利で大規模に向く。分散コアも選択肢になります。形式と効率・避難の対応を押さえます。
レンタブル比は延べ面積に対する収益部分(貸室)の割合。基準階で高め、共用・設備部分を抑えると上がります。定義(対延べ面積か対基準階か)の取り違えに注意します。
客動線は長く回遊させ、従業員・商品搬入動線は分離。売場の見通し、主通路と副通路、テナント配置(核店舗の位置)などが問われます。
「センターコアは二方向避難に最も有利」(→両端コアが有利)、「レンタブル比は共用部の割合」(→収益部分の割合)など、評価や定義の入れ替えに注意します。効率の裏で避難が犠牲になっていないかを見ます。
| 年度 | No. | 正解 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 令和7年 | 7 | 2 | 令和7年 No.7 事務所ビル平面・配置計画 |
| 令和7年 | 14 | 1 | 令和7年 No.14 商業建築物等の計画 |
| 令和6年 | 14 | 4 | 令和6年 No.14 商業建築物等の計画 |
| 令和5年 | 14 | 4 | 令和5年 No.14 事務所ビルの計画 |
「コアは効率と避難のトレードオフ、レンタブル比は収益部分の割合」。センターコア=効率高、両端コア=二方向避難に有利。商業は客動線を長く・搬入動線は分離。効率の裏の副作用を必ず確認します。
レンタブル比は、共用部分が延べ面積に占める割合のこと?
違います。収益部分(貸室)が延べ面積(または基準階床面積)に占める割合です。共用・設備部分を抑えるほどレンタブル比は高くなります。
このテーマで覚えること:
コア形式(センター・偏心・両端・分散)の効率と避難の対応。レンタブル比=収益部分の割合。商業は客動線を長く、搬入動線は分離。
出典・参考
※ このページの確認日:2026年6月