レスパイトケアとは、在宅で介護する家族が、一時的に介護から離れて休息をとれるように支える、介護者のためのケアです。
「レスパイト」は、ひと休み・息抜きという意味です。
ケアを受ける本人ではなく、介護する側を支えるのが特徴です。
試験では、だれのためのケアかという点と、似た福祉用語との関係が問われます。
介護する家族が休めるよう、本人を一時的に預かったり、自宅に支援を入れたりします。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| ショートステイ (短期入所) |
短期間、施設に入所して介護を受ける。家族以外の人と交流できる場としても期待される |
| デイサービス (通所介護) |
日帰りで施設に通い、介護や活動を受ける |
| 訪問介護 (ホームヘルプ) |
自宅にヘルパーが訪れて介護を行う |
本人を預かるショートステイは、一時預かりだけでなく、本人が家族以外と交流できる機会にもなります。
在宅で介護を続けると、身体だけでなく気持ちの面でも疲れがたまります。
介護する人が休めず倒れてしまうと、在宅での介護そのものが続けられなくなります。
介護者の負担を軽くすることが、在宅介護を長く続けるための支えになります。
福祉の問題では、レスパイトケアは他の在宅支援の用語と並んで出ます。
地域包括ケアシステムは、住み慣れた地域で医療・介護・生活支援を一体的に受けられる仕組みで、レスパイトケアもその中で在宅介護を支える役割をもちます。
用語ごとに「だれを・何のために支えるか」を分けて覚えると、説明のすり替えに引っかかりません。
一級建築士 計画では、社会福祉に関する用語として出ます。問題文は建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
| 年度・No. | 問われ方/引っかけ |
|---|---|
| 一級 令和6年 No.15 | レスパイトケア=在宅介護者が一時的に介護から離れ休息をとる支援。医療型ショートステイは家族以外と交流できる場としても期待(正しい記述) |
レスパイトケアは、おもにだれのためのケア?
在宅で介護をする家族(介護者)のためです。一時的に介護から離れて休息できるよう支えます。
本人を施設で短期間預かるサービスは何という?
ショートステイ(短期入所)です。一時預かりだけでなく、本人が家族以外の人と交流できる場としても期待されます。
レスパイトケアが大切なのはなぜ?
介護者が休めず倒れると在宅介護が続けられなくなるためです。介護者の負担軽減が、在宅介護を長く続ける支えになります。
レスパイトケアは、在宅で介護する家族が一時的に休息をとれるよう支える、介護者のためのケアです。ショートステイ・デイサービス・訪問介護などがあります。試験では、だれのためのケアか、地域包括ケアなど似た用語との関係に注意します。
出典・参考
※ このページの確認日:2026年6月
まちがえやすいポイント
レスパイトケアの核心は、介護する側(介護者)を支える休息支援である点です。
介護される本人だけのためのケアと説明したら、ねらいを取り違えています。本人を一時的に預かるのも、介護者が休めるようにするためです。