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令和3年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.1は、建築・都市に関する用語の問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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SDGs・QOL・ZEB・修景事業といった、近年の建築計画でよく使われる用語の意味が問われます。略語が「何のための言葉か」を取り違えていないかを確かめます。
引っかけの核心は、ZEBです。ZEBは省エネ・創エネで一次エネルギー消費量を実質ゼロに近づける建築物のことで、建設リサイクル法の分別解体・再資源化の対象とは無関係です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | SDGsは「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会を目指す17の目標で、その一つに「住み続けられるまちづくり(持続可能な都市)」があります。 |
| 2 | ○(正しい) | QOL(生活の質)は、医療福祉分野を中心に、建築計画でも重要性が増しています。 |
| 3 | ×(誤り) | ZEBを建設リサイクル法の分別解体・再資源化の対象建築物とする点が誤り。ZEBはネット・ゼロ・エネルギー・ビルで、省エネ・創エネにより一次エネルギー消費量を実質ゼロに近づける建築物です。 |
| 4 | ○(正しい) | 重要伝統的建造物群保存地区の「修景事業」は、伝統的建造物以外の建造物等の外観を歴史的風致と調和するよう整備する事業です。 |
選択肢3は、ZEBを建設リサイクル法の対象建築物とする点が誤りで、ZEBはエネルギー消費を実質ゼロに近づける省エネ建築物です。
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ZEBは「Net Zero Energy Building」の略です。断熱・日射遮蔽・高効率設備で消費エネルギーを大きく減らし(省エネ)、太陽光発電などでエネルギーを創る(創エネ)ことで、年間の一次エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロに近づける建築物を指します。
一方、選択肢3が挙げる「分別解体・再資源化の実施義務」は、建設リサイクル法が定める内容で、解体・廃棄物の話です。ZEBはエネルギーの話なので、両者は無関係です。略語が指す分野をすり替えた典型的な引っかけです。
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ZEBとは、建設リサイクル法により分別解体・再資源化の実施義務の対象となる建築物のことである。〇か×か。
×。ZEBはネット・ゼロ・エネルギー・ビルで、エネルギー消費を実質ゼロに近づける建築物です。建設リサイクル法とは無関係です。
重要伝統的建造物群保存地区の修景事業は、伝統的建造物以外の建物の外観を歴史的風致に調和させる事業である。〇か×か。
〇。修景事業は、伝統的建造物以外や新築の外観を歴史的風致と調和させるために行います。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月