建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 環境・設備
  4. 平成30年
  5. > No.15 給排水衛生設備

平成30年度 一級建築士 環境・設備 No.15を解説、給排水衛生設備に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.15は、ガス瞬間式給湯機の号数・膨張管と止水弁・グリース阻集器とトラップ・排水槽の通気管など、給排水衛生設備に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

給湯と排水まわりの基本的な決まりが問われます。安全に関わる配管のルールを正しく覚えているかが分かれ目です。

引っかけの核心は膨張管です。膨張管は、加熱でふくらんだ湯や圧力を膨張タンク側へ逃がす安全上の管です。選択肢2はこの膨張管に止水弁を設けるとしていますが、弁を閉じると圧力の逃げ場がなくなるため、膨張管に止水弁を設けてはなりません。

給湯の号数や、グリース阻集器まわりのトラップ、排水槽の通気管もあわせて押さえておきましょう。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢2(最も不適当なもの)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

環境・設備は数値と用語の暗記がものを言います。年度別の過去問題集で出題パターンに慣れておくと得点が安定します。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) ガス瞬間式給湯機の給湯能力は、1Lの水の温度を1分間に25℃上昇させる能力を1号として表示します。適当な記述です。
2 ×(不適当) 膨張管には止水弁を設けてはなりません。弁を閉じると圧力の逃げ場がなくなるためで、止水弁を設けるとする点が不適当です。
3 ○(適当) 営業用厨房の排水設備で、グリース阻集器への流入管には一般にトラップを設けません。二重トラップを防ぐためで、適当な記述です。
4 ○(適当) 排水槽に設ける通気管は、一般に、排水管に接続する通気管とは別に設け、外気に開放させます。適当な記述です。

選択肢2は、膨張管に止水弁を設けるとする点が不適当で、正しくは膨張管に止水弁を設けてはなりません。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢2のポイント(ここが誤り)

膨張管は、加熱装置と膨張タンクをつなぐ管です。湯が温められて体積がふくらむと、その膨張分や上がった圧力を膨張タンク側へ逃がす役割を担います。

ここに止水弁を設けて閉じてしまうと、加熱時の圧力の逃げ場がなくなります。圧力が行き場を失うと、加熱装置の破損につながるおそれがあります。よって膨張管に止水弁を設けてはなりません。

ザックリ言えば、膨張管には止水弁を設けてはならないということです。膨張管は常に開放して、圧力を逃がせる状態に保ちます。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 膨張管=止水弁を設けてはならない(常に開放)
  • 給湯1号=1Lの水を1分で25℃上昇させる能力
  • グリース阻集器の流入管=トラップを設けない(二重トラップ防止)
  • 排水槽の通気管=単独で外気開放

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

加熱装置と膨張タンクをつなぐ膨張管に、止水弁を設けてよい?

いけません。弁を閉じると膨張した湯の逃げ場がなくなり危険なため、止水弁は設けません

Q.

ガス瞬間式給湯機の「1号」とは、どんな能力?

1Lの水を1分間に25℃上昇させる能力です。

平成30年 一級建築士 環境・設備 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成30年度 一級建築士試験 学科の試験 学科II(環境・設備)問題」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>