建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 計画
  4. 平成30年
  5. > No.3 建築環境工学

平成30年度 二級建築士 計画 No.3を解説、建築環境工学に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.3は、建築環境工学の用語に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

BOD、残響時間、PMV、LCCO2、対流熱伝達という環境工学の用語の意味が問われます。判断の決め手は、その用語が何を評価・表す指標かを取り違えていないかです。

引っかけの核心は、BOD(生物化学的酸素要求量)が評価する対象です。BODは水質汚濁、つまり水の汚れの程度を表す指標で、「空気汚染を評価する指標」とするのは誤りです。

BODは、水中の有機物を微生物が分解するときに消費する酸素量です。値が大きいほど水が汚れていることを示します。空気ではなく水の指標だと押さえておきましょう。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) BOD(生物化学的酸素要求量)を空気汚染を評価する指標とした点が誤り。BODは水質汚濁を評価する指標です。
2 ○(正しい) 残響時間は、音が停止してから室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間です。
3 ○(正しい) PMV(予測平均温冷感申告)は、温度・湿度・気流・放射の四要素に、着衣量と作業量を加えた温熱環境指標です。
4 ○(正しい) LCCO2は、建築物の資材製造から解体までのライフサイクルを通しての二酸化炭素の総排出量です。
5 ○(正しい) 対流熱伝達は、固体表面と、それに接する空気との間で生じる熱移動現象です。

選択肢1は、BODを空気汚染を評価する指標とした点が誤りで、正しくは水質汚濁を評価する指標です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢1のポイント

BODは、水中の有機物を微生物が分解するときに必要とする酸素の量です。有機物による汚れが多いほど酸素が多く使われるため、値が大きいほど水が汚れていることを示します。

空気の汚れの指標としては、二酸化炭素濃度や浮遊粉じん量などが用いられます。BODやCOD(化学的酸素要求量)は水質の指標で、対象が空気ではありません。

選択肢1はBODを「空気汚染を評価する指標」としていますが、これは対象の取り違えなので誤りです。BODは水、二酸化炭素は空気、と対で覚えておきましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • BODは水質汚濁の指標/空気の汚れは二酸化炭素濃度などで評価
  • 残響時間は音圧レベルが60dB低下する時間/PMVは四要素+着衣量・作業量
  • LCCO2はライフサイクル全体のCO2総排出量/対流熱伝達は固体表面と空気の間の熱移動

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

BOD(生物化学的酸素要求量)は、空気汚染を評価する指標である。〇か×か。

×。BODは水質汚濁を評価する指標です。空気の汚れは二酸化炭素濃度などで評価します。

Q.

残響時間は、音が停止してから室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間である。〇か×か。

。残響時間は音圧レベルが60dB低下するのに要する時間で定義されます。

平成30年 二級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成30年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ(建築計画)問題」
  • BODは水質汚濁の指標/残響時間・PMV・LCCO2・対流熱伝達:建築環境工学の基本用語
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>