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令和7年度 二級建築士 計画 No.12を解説、誘導居住面積水準(2人世帯)を見抜くポイント

令和7年度 二級建築士 学科I(建築計画)No.12は、誘導居住面積水準・スケルトンインフィル・各種住棟形式など、集合住宅の計画に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 都市居住型誘導居住面積水準(2人世帯)
  2. スケルトン・インフィル型
  3. スキップフロア型
  4. シェアハウス(共同居住型賃貸住宅)
  5. フライングコリドー

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

都市居住型誘導居住面積水準は「20㎡×世帯人数+15㎡」で求めます。2人世帯なら 20×2+15=55㎡です。

選択肢1は「50㎡で水準に合わせた」としていますが、55㎡に届いていません。水準を満たしていないため、これが誤りなんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(不適当) 都市居住型誘導居住面積水準の2人世帯は55㎡(20㎡×2+15㎡)。50㎡では水準に達しません
2 ○(適当) 躯体・共用設備(スケルトン)と住戸内装・設備(インフィル)を分けるスケルトン・インフィル型は、更新性・可変性を高めます。適当な記述です。
3 ○(適当) スキップフロア型は、数階おきに共用廊下を設けることで、廊下のない階の住戸に2方向開口を確保できます。適当な記述です。
4 ○(適当) シェアハウス(共同居住型賃貸住宅)で、キッチン等の水まわりやリビングを共有する計画は一般的です。適当な記述です。
5 ○(適当) 共用廊下を住棟から離して設けるフライングコリドーは、通風・採光やプライバシーの確保に有効です。適当な記述です。

選択肢1は、都市居住型の誘導居住面積水準に合わせて2人世帯を50㎡とした点が誤りで、正しくは55㎡です。

選択肢1のポイント

引っかけの核心は、誘導居住面積水準の数値を覚えているかです。住生活基本計画では、最低居住面積水準と誘導居住面積水準(一般型・都市居住型)が定められているんですね。

都市居住型誘導居住面積水準は「20㎡×世帯人数+15㎡」(2人以上)。2人なら 20×2+15=55㎡、3人なら75㎡です。一般型は「25㎡×世帯人数+25㎡」で都市居住型より広めの設定です。選択肢1は50㎡で55㎡に届いていないわけです。

ザックリ言えば、都市居住型誘導は20㎡×人数+15㎡(2人で55㎡が押さえどころです。水準名と人数から計算できるようにしておけば、数値の引っかけに気づけます。

覚え方

  • 都市居住型誘導居住面積水準=20㎡×人数+15㎡(2人で55㎡
  • 一般型は25㎡×人数+25㎡(都市型より広め)
  • スケルトン・インフィル=更新性/スキップフロア=2方向開口
  • フライングコリドー=廊下を住棟から離し通風・プライバシー確保
Q.

都市居住型誘導居住面積水準で、2人世帯の住戸面積の目安は?

55㎡です(20㎡×2+15㎡)。50㎡では水準に達しません。一般型なら同じ2人で75㎡です。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「令和7年度 二級建築士試験 学科の試験 学科I(建築計画)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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