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学科の手ごたえはあった。でも、製図を学科後の短い期間で仕上げられるのか不安。
そう感じている受験生はとても多いです。一級の製図は、学科後から本番までがおよそ2か月半しかない、時間との戦いです。
この記事では、その約2か月半をどう配分するか、約10週の週割りと練習枚数の目安を整理します。
日程は年度で動くので、正式なものは建築技術教育普及センターでご確認ください。
令和8年の一級は、学科が7月26日、設計製図が10月11日です。
学科の翌日から製図本番まで、およそ2か月半。この短さが、独学者にとって最初の課題です。
課題(設計対象の建物)は7月下旬に発表されます。学科が終わってから課題を知り、そこから一気に仕上げる流れになります。
製図は、描いた量がそのまま実力になります。
目安は、清書で30枚前後。エスキス(要求をまとめる下書き)の練習を含めると、40枚規模の練習量が一つの目安とされます。
約2か月半でこの枚数を積むには、週ごとの狙いをはっきりさせるのが近道です。次で10週の配分を見ていきます。
学科後の約2か月半を、おおよそ10週として区切ります。時期ごとに狙いを変えると、練習枚数と仕上がりが両立します。
| 時期 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1〜2週目 | 課題文の読み込みと、エスキスの基本手順を固める | 手順をリスト化して毎回同じ順で |
| 3〜6週目 | エスキスを数多く回し、作図の速度を上げる | 枚数を積む中心の時期 |
| 7〜9週目 | 時間を計った通し練習と、要点記述の型を固める | 本番と同じ時間配分で |
| 直前 | 弱点の見直しと、持ち物の確認 | 新しいことは足さない |
前半はエスキスの手順づくり、中盤は枚数、後半は時間を計った通しへ。この流れにすると、独学でも本番までに手が動くようになります。
3〜6週目は作図まで毎回やる必要はありません。エスキスだけを数多く回す日を混ぜると、限られた時間で場数を増やせます。
週割りどおりに枚数を積めば、手順と速度は独学でも仕上がります。
残るのが、独学の弱点です。それは「自分の図面に第三者の添削が入らない」点にあります。
エスキスと作図は、自分では仕上げたつもりでも、採点者の目で見ると抜けが残ります。ここは、添削つきの講座で補うのが早道です。
講座の選び方は、製図試験は独学で受かる?添削講座の選び方でタイプ別に整理しています。
低価格で土台から始めるなら、スタディングが候補です。基本コースに製図添削は含まれませんが、製図添削オプション(一級44,000円)を追加でき、独学で作った土台に添削だけを足せます。金額は公式で要確認です。
学科は電卓の持ち込みが不可ですが、製図は条件つきで持ち込めます。
持ち込めるのは、加減乗除・ルート・メモリー・%・関数までの電卓です。プログラム機能のあるものと、音の出るものは対象外です。
面積の計算などで手が止まらないよう、条件に合う電卓を早めに1台そろえておくと安心です。
一級の製図は、学科後から本番まで約2か月半の短期戦です。
だからこそ、10週を先に区切り、前半で手順、中盤で枚数、後半で通し練習、という配分で進めるのが確実です。
独学で土台を作り、弱点である添削だけを外から足す。まずは無料で試せるスタディングで、講義と演習の相性を確かめてから決めるのが堅い進め方です。
学科後の約2か月半を、10週の枠として先に区切っておく
製図は準備期間が短いぶん、行き当たりばったりで進めると枚数が足りなくなります。先に週単位で「何をやる時期か」を決めておくと、独学でも迷わず手が動きます。