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平成30年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.18は、閉鎖型スプリンクラーヘッドの高感度型・差動式熱感知器の設置場所・非常用照明の照度・排煙口の水平距離など、防災設備に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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消火・感知・避難の設備が幅広く問われます。それぞれの機器を、どの場所や条件で使うかを正しく結び付けられるかがカギです。
引っかけの核心は熱感知器の種別です。厨房やボイラー室のように常に高温で温度変化の大きい場所には、定温式を設置します。選択肢2は差動式を設置するとしており、ここが誤りです。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当なもの)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 閉鎖型スプリンクラーヘッドで、感度種別が1種かつ有効散水半径2.6m以上のものは高感度型に分類されます。適当な記述です。 |
| 2 | ×(不適当) | 厨房・ボイラー室・サウナ室など高温で温度変化の大きい場所には定温式熱感知器を設置します。差動式とする点が不適当です。 |
| 3 | ○(適当) | 非常用の照明装置は、常温下で床面の水平面照度1lx(蛍光灯またはLEDランプの場合は2lx)以上を確保します。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | 排煙設備の排煙口は、防煙区画の各部分から排煙口までの水平距離が30m以下となるように設けます。適当な記述です。 |
選択肢2は、厨房・ボイラー室・サウナ室に差動式を設置するとする点が不適当で、正しくは定温式熱感知器を設置します。
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差動式熱感知器は、周囲の温度上昇率、つまり急な温度の上がり方をとらえて作動します。一般の居室のように、火災時にだけ温度が急上昇する場所に向いています。
ところが厨房やボイラー室、サウナ室は、調理や運転で平常時から温度が大きく変動します。ここに差動式を置くと、火災でなくても作動してしまいます。こうした場所には、一定の温度に達して作動する定温式を用います。
ザックリ言えば、高温で温度変化の大きい場所は定温式です。選択肢2は差動式としており、設置場所と種別の対応が誤っています。
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厨房やボイラー室には、差動式と定温式どちらの熱感知器を使う?
定温式です。差動式は急な温度上昇に反応するため、常に高温で温度変化の大きい場所では誤作動します。
排煙口は、防煙区画の各部分から水平距離で何m以下に設ける?
30m以下です。各部分から排煙口までの水平距離で判断します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月