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令和元年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.17は、手術室の光源・LED間接照明・グレア対策・昼光利用など、照明設備に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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場所ごとに求められる照明の質を取り違えていないかが問われます。とくに医療施設の演色性が引っかけの核心です。
病院の手術室や診察室は、組織や血色を正しく見分けるため演色性の高い光源が必要です。選択肢1は事務室より演色性の低い光源を使うとしていますが、求められる方向が逆です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | 手術室や診察室は演色性の高い光源が必要です。事務室より演色性の低い光源を使うとするのは不適当です。 |
| 2 | ○(適当) | LEDランプは熱放射が少なく、ランプ交換などのメンテナンス頻度も少なくて済みます。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | 高輝度のLEDはグレアに配慮し、光源が直接目に入らないように設けます。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | ブラインドの自動制御で昼光を利用し、照度センサーで照明を制御すると消費電力を抑えられます。適当な記述です。 |
選択肢1は、手術室・診察室で事務室より演色性の低い光源を使うとする点が誤りで、正しくは演色性の高い光源が求められます。
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演色性は、光源が物の色をどれだけ自然に見せるかを表す指標です。平均演色評価数(Ra)が大きいほど、自然光に近い見え方になります。
手術や診察では、血液・粘膜・皮膚の色の見え方が診断や処置に直結します。色がゆがんで見えると判断を誤りかねないため、演色性の高い光源が求められます。
事務室では文字や書類が見やすければ足り、医療現場ほどの演色性は要りません。手術室・診察室を事務室より低い演色性でよいとするのは、必要な質が逆になっています。
ザックリ言えば、手術室・診察室は色を正しく見るため演色性の高い光源が必要ということです。「低くてよい」と思い込ませる引っかけです。
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手術室や診察室の光源に求められる演色性は、事務室と比べてどうなる?
事務室より高い演色性が求められます。血色や組織の色を正しく見分ける必要があるためです。
高輝度のLEDを使うとき、まず配慮すべきことは?
グレアです。光源が直接目に入らないように配置し、まぶしさを抑えます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月