令和4年度 二級建築士試験 学科I(建築計画)No.8は、色彩に関する問題です。
この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 内装材は全体的に彩度を低くし、天井面は明度を高く、床面は明度を低くする。適当です。 |
| 2 | ×(不適当) | 5R4/14は5R=色相・4=明度・14=彩度。「4が彩度・14が明度」は逆で誤り。 |
| 3 | ○(適当) | 明度と彩度を合わせて色の印象を表したものを色調(トーン)という。適当です。 |
| 4 | ○(適当) | マンセル表色系で各色相の中で最も彩度の高い色を純色という。適当です。 |
| 5 | ○(適当) | 他の色に囲まれた色が周囲の色に近づいて見えることを色の同化現象という。適当です。 |
選択肢2は、5R4/14で「4が彩度、14が明度」とする点が誤りで、正しくは4が明度、14が彩度です。
選択肢2は、マンセル表色系の表記の読み方についての記述です。明度と彩度の順番が論点です。
マンセル表色系は、色を色相(Hue)・明度(Value)・彩度(Chroma)の3つの属性で表します。表記は「色相 明度/彩度」の順に書く決まりで、たとえば5R4/14なら、5R=赤系の色相、スラッシュの前の4=明度(明るさ)、スラッシュの後の14=彩度(あざやかさ)を表します。
選択肢2は「4が彩度、14が明度」としていますが、明度と彩度が入れ替わっています。スラッシュの前が明度、後ろが彩度なので、逆に覚えていると引っかかります。だから選択肢2は誤りですね。
ザックリ言えば、マンセルは「色相 明度/彩度」=5R4/14は色相5R・明度4・彩度14ということです。スラッシュの前後(明度/彩度)を取り違えないようにしましょう。
マンセル5R4/14の「4」は彩度?
違います。「4」は明度です。マンセルは「色相 明度/彩度」の順で、5R4/14は色相5R・明度4・彩度14を表します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
マンセル表色系の表記は「色相 明度/彩度」の順です。たとえば5R4/14は、5R=色相、4=明度、14=彩度を表します。選択肢2は「4が彩度、14が明度」としていますが、明度と彩度が逆なので誤りなんですね。
内装の色彩・色調・純色・色の同化現象の記述は、いずれも正しい。マンセルは「色相 明度/彩度」(5R4/14=色相5R・明度4・彩度14)と押さえましょう。