建築士試験 解説ノート

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令和5年度 二級建築士 計画 No.2を解説、広島平和記念資料館は丹下健三を見抜くポイント

令和5年度 二級建築士試験 学科I(建築計画)No.2は、建築物とその設計者の組合せに関する問題です。

この問題では、5つの組合せのうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 国立京都国際会館(大谷幸夫)
  2. 広島平和記念資料館の設計者
  3. 東京文化会館(前川國男)
  4. 塔の家(東孝光)
  5. 住吉の長屋(安藤忠雄)

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが誤っている組合せ)

広島平和記念資料館(平和記念公園を含む)は、丹下健三の設計です。ピロティで持ち上げた直方体を原爆ドームへ向かう軸線上に配置した、戦後日本を代表する建築なんです。

選択肢2は設計者を「村野藤吾」としているので誤りです。村野藤吾は世界平和記念聖堂(広島)などの設計者で、別人ですね。広島平和記念資料館=丹下健三と押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 国立京都国際会館は大谷幸夫の設計です。正しい組合せです。
2 ×(誤り) 広島平和記念資料館は丹下健三の設計です。村野藤吾は誤りです。
3 ○(正しい) 東京文化会館は前川國男の設計です。正しい組合せです。
4 ○(正しい) 塔の家は東孝光の設計(自邸)です。正しい組合せです。
5 ○(正しい) 住吉の長屋は安藤忠雄の設計です。正しい組合せです。

選択肢2の「広島平和記念資料館=村野藤吾」という組合せが誤りで、設計者は丹下健三です。

選択肢2のポイント

選択肢2は「広島平和記念資料館=村野藤吾」としていますが、ここが誤りです。広島平和記念資料館と平和記念公園を設計したのは丹下健三なんです。

広島平和記念資料館は、ピロティで持ち上げた直方体を原爆ドームへ向かう軸線上に配置した、戦後日本を代表する建築ですね。一方、村野藤吾が広島で手がけたのは世界平和記念聖堂です。同じ「広島」「平和」というキーワードで引っかけてくるんです。

誤りの核心は、資料館の設計者を村野藤吾とした点です。資料館・公園=丹下健三、聖堂=村野藤吾と分けて押さえましょう。

覚え方

  • 広島の資料館・公園は丹下健三、世界平和記念聖堂は村野藤吾
  • 同じ地名・テーマで設計者を入れ替える引っかけはペアで整理
  • 東京文化会館=前川國男、塔の家=東孝光、住吉の長屋=安藤忠雄
  • 丹下健三は国立代々木競技場・東京都庁舎も代表作
Q.

広島平和記念資料館の設計者は誰?

丹下健三です。村野藤吾は世界平和記念聖堂(広島)の設計者です。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和5年度 二級建築士試験 学科の試験 学科I(建築計画)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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