建築士試験 解説ノート

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令和6年度 二級建築士 計画 No.11を解説、階段の手摺は踏面から75〜85cmを見抜くポイント

令和6年度 二級建築士試験 学科I(建築計画)No.11は、一戸建て住宅の計画に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. サービスヤードの配置
  2. 屋内階段の手摺の高さ
  3. パッシブデザイン
  4. コア型の平面形式
  5. 京間の基準寸法(内法)

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが誤っている記述)

屋内階段における手摺の適正な高さは、踏面の先端の位置から75〜85cm程度です。手をかけて体を支えやすい高さに合わせます。

選択肢2は120cmとしているので、高すぎて誤りなんです。階段の手摺は踏面の先端から75〜85cm程度と押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) サービスヤードは、屋外で家事を行う場所で、ユーティリティの近くに設けます。正しい記述です。
2 ×(誤り) 階段の手摺の適正な高さは踏面の先端から75〜85cm程度です。120cmは高すぎて誤りです。
3 ○(正しい) パッシブデザインは、自然の熱・風・光を活用して暖房・冷却・照明効果を得る設計手法です。正しい記述です。
4 ○(正しい) コア型は、水まわりや階段などを1箇所にまとめた平面形式です。正しい記述です。
5 ○(正しい) 京間では、柱と柱の内法寸法を基準寸法の整数倍とします。正しい記述です。

選択肢2の「手摺の高さを踏面の先端から120cm」という記述が誤りで、適正な高さは75〜85cm程度です。

選択肢2のポイント

選択肢2は「屋内階段における適正な手摺の高さは、踏面の先端の位置から120cmとする」としていますが、ここが誤りです。

手摺は昇り降りのときに手をかけて体を支えるためのものなので、自然に手が届く高さに合わせます。踏面(足を乗せる段の先端)から測って75〜85cm程度が、立った姿勢で手をかけやすい高さなんですね。120cmだと胸より上になってしまい、体を支える手摺としては高すぎます。

誤りの核心は、階段の手摺を踏面の先端から120cmとした点です。なお、バルコニーなどの転落防止の手すり壁は1.1m以上と別の基準なので、混同しないようにしましょう。

覚え方

  • 階段の手摺は踏面の先端から75〜85cm程度(120cmの大きめ値の引っかけに注意)
  • バルコニーの転落防止手すり壁は1.1m以上と別基準
  • パッシブデザイン=自然の熱・風・光を活用する設計手法
  • コア型=水まわり・階段を1箇所にまとめる/京間は内法寸法が基準
Q.

屋内階段の手摺の適正な高さは、踏面の先端から何cm程度?

75〜85cm程度です。120cmは高すぎて、階段の手摺としては不適当です。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和6年度 二級建築士試験 学科の試験 学科I(建築計画)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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