建築士試験 解説ノート

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令和6年度 二級建築士 計画 No.16を解説、立位カウンターは1,000mm程度を見抜くポイント

令和6年度 二級建築士試験 学科I(建築計画)No.16は、建築計画における各部寸法に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 物販店舗の最上段の商品棚の高さ・奥行き
  2. 図書館の通路幅(車椅子のすれ違い)
  3. 平置き駐輪スペースの幅・奥行き
  4. 飲食店の立位カウンターの高さ
  5. 乳幼児連れ便所のブースの広さ

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが誤っている記述)

立った姿勢で食事をするためのカウンターの高さは、床面から1,000mm程度が適切です。立っているときのひじの高さに合わせるためです。

選択肢4は700mmとしていますが、これは椅子に座って使う高さで、立位用としては低すぎます。立位カウンターは床から1,000mm程度と押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 車椅子使用者に配慮し、最上段の商品棚の高さを1,000mm、奥行きを400mmとするのは適切です。正しい記述です。
2 ○(正しい) 車椅子使用者同士がすれ違えるよう、図書館の通路幅を2,100mmとするのは適切です。正しい記述です。
3 ○(正しい) 自転車1台当たりの平置き駐輪スペースを幅700mm、奥行き2,000mmとするのは適切です。正しい記述です。
4 ×(誤り) 立位で食事をするカウンターの高さは1,000mm程度です。700mmは座位用で低すぎ、誤りです。
5 ○(正しい) 乳幼児連れの親子用便所のブースを、内法で幅2,000mm・奥行き2,000mmとするのは適切です。正しい記述です。

選択肢4の「立位で食事をするカウンターの高さを700mm」という記述が誤りで、立位用のカウンターは1,000mm程度です。

選択肢4のポイント

選択肢4は「飲食店において、立位で食事をするためのカウンターの高さを、床面から700mmとした」としていますが、ここが誤りです。立った姿勢で使うカウンターは、ひじの高さに合わせて床から1,000mm程度にするんです。

立ち飲み・立ち食いのカウンターは、立っているときのひじの高さに合わせて床から約1,000mm。一方、椅子に座って使うテーブルやカウンターは700mm程度ですね。選択肢4は「立位で食事をするため」と書いてあるのに700mmとしているので、座って使う高さを立位用に当てており、ちぐはぐなんです。

誤りの核心は、立位カウンターを座位用の700mmとした点です。立位カウンターは床から1,000mm程度、座位は700mm程度と、姿勢で押さえましょう。

覚え方

  • 立位カウンターは床から1,000mm程度、座位は700mm程度
  • 使う人のひじの高さに合わせる(立つほど高い)
  • 車椅子配慮の最上段商品棚は高さ1,000mm・奥行き400mm
  • 車椅子同士がすれ違う通路幅は2,100mm(1,800mm以上が目安)
Q.

立位で食事をするためのカウンターの高さは、床面から何mm程度?

1,000mm程度です。700mmは椅子に座って使う高さで、立位用としては低すぎます。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和6年度 二級建築士試験 学科の試験 学科I(建築計画)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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