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令和6年度 二級建築士 施工 No.1を解説、総合施工計画書は指定仮設も含めて記載を見抜くポイント

令和6年度 二級建築士試験 学科IV(建築施工)No.1は、施工計画に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 設計図書に指定がない施工方法の決定
  2. 総合施工計画書に記載する仮設物の範囲
  3. 工種別施工計画書の品質管理計画
  4. 施工管理者の選定と報告
  5. 施工図・見本等の作成と承認

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

総合施工計画書には、工事全体の施工計画に関する事項を記載します。このとき、設計図書で指定された仮設物(指定仮設)も含めて記載するのが原則です。指定仮設も施工計画の重要な対象だからです。

選択肢2は「指定された仮設物を除き」記載するとしているので、誤りなんです。総合施工計画書は指定仮設物も含めて記載すると押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 設計図書に指定がない施工方法は、監理者と施工者が協議のうえ、施工者の責任で決定するのは適切です。正しい記述です。
2 ×(誤り) 総合施工計画書には、設計図書で指定された仮設物も含めて記載します。「除き」は誤りです。
3 ○(正しい) 工種別施工計画書の品質管理計画に、品質管理組織や実施方法を記載するのは適切です。正しい記述です。
4 ○(正しい) 施工管理に必要な能力・資格を有する管理者を選定し、監理者に報告するのは適切です。正しい記述です。
5 ○(正しい) 施工図・見本等を施工者が監理者と協議のうえ作成し、監理者の承認を得るのは適切です。正しい記述です。

選択肢2の「指定された仮設物を除き記載した」という記述が誤りで、総合施工計画書には指定仮設物も含めて記載します。

選択肢2のポイント

選択肢2は、総合施工計画書には設計図書で指定された仮設物を「除き」記載するとしていますが、ここが誤りです。指定された仮設物も含めて記載します。

仮設物には、施工者が自由に計画する「任意仮設」と、設計図書で位置・規模などが指定された「指定仮設」がありますね。総合施工計画書は工事全体の計画を示す根幹の書類なので、任意仮設だけでなく指定仮設も含めて記載します。指定仮設だからといって計画書から外すことはありません。

誤りの核心は、指定仮設を計画書から除いて記載するとした点で逆です。ザックリ言えば、「総合施工計画書には指定仮設も含めて書く」ということです。総合施工計画書は指定仮設物も含めて記載すると押さえましょう。

覚え方

  • 総合施工計画書には指定仮設物も含めて記載(指定仮設も施工計画の対象)
  • 設計図書に指定がない施工方法は協議のうえ施工者の責任で決定
  • 工種別施工計画書の品質管理計画には品質管理組織・実施方法も記載
  • 施工図・見本等は監理者と協議のうえ作成し監理者の承認を得る
Q.

総合施工計画書には、設計図書で指定された仮設物を含める?除く?

含めて記載します。指定仮設物も施工計画の対象なので、除外しません。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和6年度 二級建築士試験 学科の試験 学科IV(建築施工)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「施工」を過去問から整理しています。運営者情報

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