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令和6年度 二級建築士 施工 No.7を解説、埋戻し土に最も適すのは山砂を見抜くポイント

令和6年度 二級建築士試験 学科IV(建築施工)No.7は、土工事に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 埋戻し土の最適含水比の事前調査
  2. 埋戻し・盛土の余盛り
  3. 水締めで締め固められる土
  4. パワーショベルの使い方
  5. 埋戻し土に最も適した砂(山砂・川砂・海砂)

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)

埋戻し土には、透水性がよく締固めやすい山砂が最も適しています。地下水や雨水を通しやすく、水締めで密度を高めやすいからです。

選択肢5は最も適した土を「川砂」としているので誤りなんです。埋戻し土に最も適すのは山砂と押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 締固め密度を高めるため、埋戻し土の最適含水比を事前に調べるのは適切です。正しい記述です。
2 ○(正しい) 埋戻し・盛土で沈み代を見込んで余盛りを行うのは適切です。正しい記述です。
3 ○(正しい) 川砂・透水性のよい山砂は、水締めで締め固められます。正しい記述です。
4 ○(正しい) 機械より高い位置の土砂の掘削にパワーショベルを使うのは適切です。正しい記述です。
5 ×(誤り) 埋戻し土に最も適すのは山砂です。「川砂」は誤りです。

選択肢5の「埋戻し土には最も適した川砂を用いた」という記述が誤りで、最も適すのは山砂です。

選択肢5のポイント

選択肢5は、山砂・川砂・海砂のうち埋戻し土に最も適すのを「川砂」としていますが、ここが誤りです。最も適すのは山砂です。

埋戻しでは、後から沈下しないよう密度を高く締め固める必要がありますね。山砂は透水性がよく水を通しやすいので、水締め(水を流し込んで土の隙間を詰める方法)で締め固めやすく、埋戻し土として最も適しています。川砂も透水性はありますが粒がそろって締まりにくい面があり、海砂は塩分を含み鉄筋の腐食につながるため埋戻しには向きません。

誤りの核心は、最も適した埋戻し土を川砂とした点です。ザックリ言えば、「水締めで締まりやすい山砂がいちばん」ということです。埋戻し土に最も適すのは山砂と押さえましょう。

覚え方

  • 埋戻し土に最も適すのは山砂(透水性がよく水締めで締まる)
  • 海砂は塩分で鉄筋を錆びさせるためNG/川砂は締まりにくい面がある
  • 締固め密度を高めるため最適含水比を事前調査/余盛りは沈み代を見込む
  • パワーショベルは機械より高い位置の土砂の掘削に向く
Q.

山砂・川砂・海砂のうち、埋戻し土に最も適すのはどれ?

山砂です。透水性がよく、水締めで締め固めやすいためです。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和6年度 二級建築士試験 学科の試験 学科IV(建築施工)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「施工」を過去問から整理しています。運営者情報

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