建築士試験 解説ノート

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令和7年度 二級建築士 施工 No.5を解説、くさび式足場の積載荷重は400kgを見抜くポイント

令和7年度 二級建築士試験 学科IV(建築施工)No.5は、仮設工事に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 単管足場の壁つなぎの間隔
  2. くさび緊結式足場の建地間の最大積載荷重
  3. 架設通路の勾配と階段
  4. 枠組足場の水平材の設置
  5. はしご道のはしごの上端の突出

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

くさび緊結式足場で建地の間隔を1.8mとした場合、建地間の最大積載荷重は400kgを限度とします。

選択肢2は500kgと表示しているので、ここが誤りなんです。くさび式足場の1スパンは400kgまでと押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 単管足場の壁つなぎの間隔を垂直5.0m、水平5.5mとするのは規定内(垂直5m以下・水平5.5m以下)です。正しい記述です。
2 ×(誤り) 建地間隔1.8mのくさび緊結式足場の最大積載荷重は400kgです。500kgは超過で誤りです。
3 ○(正しい) 架設通路の勾配が30度を超える場合は、階段を設置します。正しい記述です。
4 ○(正しい) 枠組足場の水平材を、最上層及び5層以内ごとに設けるのは適切です。正しい記述です。
5 ○(正しい) はしご道のはしごの上端を、床から60cm以上突出させます。80cmは適切です。正しい記述です。

選択肢2の「建地間の最大積載荷重を500kgと表示」という記述が誤りで、建地間隔1.8mのくさび緊結式足場では400kgが限度です。

選択肢2のポイント

選択肢2は、くさび緊結式足場の建地間の最大積載荷重を「500kg」と表示したとしていますが、ここが誤りです。建地間隔1.8m(1.85m以下)の場合の限度は400kgです。

足場に物や人をどれだけ載せられるかには限度があり、超えると足場が壊れる危険がありますね。くさび緊結式足場では建地の間隔を1.85m以下とし、建地間(1スパン)の最大積載荷重は400kgを限度として、見やすい位置に表示します。500kgは限度を超えており表示として不適当です。

誤りの核心は、1スパンの積載荷重を500kg(400kg超)と表示した点です。ザックリ言えば、「くさび式の1スパンは400kgまで」ということです。くさび式足場の建地間の最大積載荷重は400kgと押さえましょう。

覚え方

  • くさび緊結式足場の建地間(1スパン)の最大積載荷重は400kg(建地間隔1.85m以下)
  • 単管足場の壁つなぎは垂直5m以下・水平5.5m以下
  • 架設通路は勾配30度超で階段を設置/枠組足場の水平材は最上層・5層以内ごと
  • はしご道のはしご上端は床から60cm以上突出
Q.

建地間隔1.8mのくさび緊結式足場で、建地間の最大積載荷重の限度は?

400kgです。これを超える表示や積載は認められません。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和7年度 二級建築士試験 学科の試験 学科IV(建築施工)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「施工」を過去問から整理しています。運営者情報

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