建築士試験 解説ノート

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一級建築士 製図のエスキスの手順とコツ|時間内にまとめる進め方

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エスキスに時間がかかって、作図に回す時間がどんどん削られていく。

製図の練習をしていると、多くの人がここで悩みます。エスキスは、手順を決めずに始めると、時間だけが過ぎていきます。

この記事では、エスキスの手順とコツ、そして時間内にまとめる進め方を整理します。

数値や日程は年度で変わるので、正式なものは各公式でご確認ください。ここでは一般的な進め方の考え方を扱います。

エスキスとは何をする工程なのか

エスキスとは、課題文の条件を整理して、建物の配置と平面をまとめる下書きの工程です。

ここが決まると、作図が速く、正確に進みます。逆に、エスキスが固まらないまま作図に入ると、途中で手が止まり、修正に時間を取られます。

製図は、エスキスの質がそのまま図面の質になります。まずはこの工程を安定させることが、時間内にまとめる出発点になります。

エスキスはなぜ時間がかかるのか

時間がかかる理由は、たいてい「毎回やり方が違う」ことにあります。

課題を見てから、どこから手をつけるかをその場で考えていると、迷いが増えます。ゾーニングを先にするか、要求室の書き出しを先にするか。順番が定まっていないと、同じことを何度も考え直します。

例えば、要求室を並べ始めてから面積が合わないことに気づき、また配置をやり直す。この手戻りが、エスキスの時間をふくらませます。

エスキスは、毎回同じ順番で進めると速くなる

やり方を固定すると、迷う時間が減ります。手順を体で覚えるほど、条件を読んでからプランがまとまるまでの時間が安定します。まずは順番を1つに決めることが、時短の近道です。

エスキスの手順をどう固めるのか

おすすめは、次の5ステップを毎回同じ順番で回すことです。

  1. 課題文の条件を書き出す。要求室、必要面積、法規条件、敷地の形状と方位を、まず紙に写します。
  2. ゾーニングする。用途のまとまり(管理系・利用系など)と、人の動線を大きく分けます。
  3. グリッドとスパンを決める。柱割りの基準を先に置くと、各室の大きさが決めやすくなります。
  4. 各室を配置してプランにまとめる。ゾーニングとグリッドに沿って、部屋を落とし込みます。
  5. 面積と法規をチェックする。要求面積、斜線制限、建蔽率、容積率、防火の条件を最後に確認します。

大事なのは、この順番を崩さないことです。条件の書き出しを飛ばして配置から始めると、後半で条件漏れが出ます。

チェックを最後に置くのもポイントです。プランがまとまってから面積と法規をまとめて見直すと、確認の抜けが減ります。

時間配分はどう決めるのか

試験時間のうち、エスキスに使える時間は限られています。だからこそ、エスキスを固める時間と、作図・記述の時間を先に決めておきます。

目安として、時間を大きく3つに分けて考えます。数字は自分の手の速さに合わせて調整します。

工程中身意識すること
エスキス条件整理〜プランまとめここで方針を決め切る
作図清書・図面の仕上げ手を止めずに描き進める
記述・見直し要点記述と最終チェック面積と法規を再確認

具体的な時間配分は、過去の課題で自分の作図速度を測ってから決めます。作図の時間を先に確保し、そこから逆算してエスキスの持ち時間を置くと、後半に余裕が生まれます。

そのうえで、時間を計ってエスキスをまとめる練習を繰り返します。回数を積むほど、決めた時間内にまとめる感覚が身につきます。

独学でエスキスの精度をどう上げるのか

独学でも、次の3つはすぐに取り組めます。

  • 過去の課題で、作図まで進めずにエスキスだけを数多く回す。手順が体になじみます。
  • まとめたプランを、自分で採点者の目で見直す。ゾーニングと動線に無理がないかを確認します。
  • 面積と法規のチェックを、毎回同じ順番でリスト化する。見落としが減ります。

ただ、独学だと自分のエスキスの良し悪しを見きわめるのが難しい部分があります。動線の取り方や室の配置が「本当に妥当か」は、自分の視点だけでは判断が偏りがちです。

ここで効くのが、第三者の添削です。人の目を通すと、自分では気づかない弱点がはっきりします。エスキスと作図の手順を動画で学び、添削で仕上げていく流れをつくると、独学の弱点を補えます。

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よくある質問

Q.

エスキスの時間を短くするには、何から始めればよいですか。

まず手順を1つに固定します。条件の書き出し→ゾーニング→グリッド→配置→面積と法規チェック、という順番を毎回同じにすると、迷う時間が減って全体が速くなります。

Q.

エスキスと作図、どちらの練習を優先すべきですか。

作図まで毎回やる必要はありません。作図の速度が安定してきたら、エスキスだけを数多く回すほうが、限られた時間で効率よく力が付きます。

Q.

独学でエスキスの弱点に気づくには、どうすればよいですか。

まとめたプランを採点者の目で見直すのが基本ですが、自分だけだと判断が偏りがちです。第三者の添削を入れると、動線や配置の弱点がはっきりします。

まとめ:手順を固めて時間内にまとめるには

エスキスは、毎回同じ順番で進めると速く、正確になります。

条件の書き出し、ゾーニング、グリッド、配置、面積と法規チェック。この5ステップを固定し、時間を計って繰り返すのが、時間内にまとめる近道です。

そのうえで、独学で見えにくいエスキスの弱点は、第三者の添削で補うと仕上がりが安定します。まずは無料で試せるスタディングで、講義と演習の相性を確かめてから決めるのが確実です。

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本記事はアフィリエイト広告を含みます。料金・キャンペーン・サービス内容・試験日程は変更されるため、最終的な内容は各公式サイトおよび建築技術教育普及センターでご確認ください。本記事は2026年7月時点の公開情報をもとに作成しています。
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の対策を整理しています。運営者情報