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令和元年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.3は、サン・ピエトロ大聖堂・アーヘンの宮廷礼拝堂・サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ聖堂・コルドバの大モスクなど、西洋の歴史的建築物に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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西洋建築史は、建築物と様式(ゴシック・バロックなど)を正しく結べるかが問われます。
引っかけの核心はサン・ピエトロ大聖堂です。サン・ピエトロ大聖堂はルネサンスからバロックにかけての建築で、ゴシック建築ではありません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | サン・ピエトロ大聖堂はルネサンスからバロックにかけての建築です。周歩廊と放射状の祭室をもつ内陣はゴシック大聖堂の特徴で、ゴシック建築とした点が誤りです。 |
| 2 | ○(適当) | アーヘンの宮廷礼拝堂は、八角形の身廊と十六角形の周歩廊をもつ集中式の建築物です。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ聖堂は、楕円形のドームと湾曲したファサードをもつバロック建築です。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | コルドバの大モスクは、紅白縞文様の2段のアーチが林立する内部空間をもつ建築物です。適当な記述です。 |
選択肢1は、サン・ピエトロ大聖堂をゴシック建築とする点が誤りで、ルネサンスからバロックにかけて建設された建築物です。
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サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン)は、ブラマンテやミケランジェロらが関わり、ミケランジェロの大ドーム、ベルニーニの楕円形の広場と列柱で知られる、ルネサンスからバロックにかけての建築物です。
選択肢1が挙げる「周歩廊と放射状に並ぶ複数の祭室をもつ内陣」は、フランスのゴシック大聖堂に見られる特徴です。サン・ピエトロ大聖堂をゴシック建築とした点が誤りです。
ザックリ言えば、サン・ピエトロ大聖堂=ルネサンス〜バロック/周歩廊+放射状祭室=ゴシック大聖堂です。
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サン・ピエトロ大聖堂の様式は?
ルネサンスからバロックにかけての建築です。ゴシック建築ではありません。
楕円形のドームと湾曲したファサードをもつバロック建築は?
サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ聖堂です。波打つようなファサードが特徴です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月