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平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.10は、屋外気候に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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ヒートアイランド現象、海陸風、相対湿度の日変化、月平均気温の遅れ、地中温度が問われます。判断の決め手は、ヒートアイランド現象の主たる原因を正しく理解しているかです。
引っかけの核心は、ヒートアイランド現象の主原因です。ヒートアイランドの主な原因は、都市化に伴う人工排熱や、アスファルト・コンクリートによる地表面被覆の変化です。二酸化炭素濃度の上昇を「主たる原因」とするのは誤りです。
二酸化炭素濃度の上昇は、地球規模の気温上昇(地球温暖化)の要因です。都市内の局所的な高温であるヒートアイランドとは原因のスケールが異なる点に注意しましょう。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 二酸化炭素濃度の上昇をヒートアイランド現象の主たる原因とした点が誤り。主な原因は都市化に伴う人工排熱や地表面被覆の変化です。 |
| 2 | ○(正しい) | 快晴日の海岸地方の風は、日中は海から陸へ、夜間は陸から海へ吹きます。 |
| 3 | ○(正しい) | 快晴日の屋外の絶対湿度は1日でほぼ一定なので、相対湿度は気温の高い日中に低く、気温の低い夜間に高くなります。 |
| 4 | ○(正しい) | 我が国では夏至の頃に日射量が最大になりますが、土壌などに熱が蓄えられるため、月平均気温の最高は夏至より遅れます。 |
| 5 | ○(正しい) | 深さ10〜100m程度の地中温度は、その地点の年平均気温よりわずかに高く、年間を通じてほぼ安定しています。 |
選択肢1は、二酸化炭素濃度の上昇をヒートアイランド現象の主たる原因とした点が誤りで、主な原因は都市化に伴う人工排熱や地表面被覆の変化です。
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ヒートアイランド現象は、都市部の気温が郊外より高くなる現象です。主な原因は、建物や自動車・空調からの人工排熱と、アスファルトやコンクリートで地表面が覆われて蓄熱・放射が変わることです。
二酸化炭素などの温室効果ガスの増加は、地球全体の気温を押し上げる地球温暖化の要因です。都市という限られた範囲で起きるヒートアイランドとは、スケールも仕組みも異なります。
選択肢1は二酸化炭素濃度の上昇を「ヒートアイランドの主たる原因」としていますが、これは地球温暖化との混同で誤りです。ヒートアイランドは人工排熱と地表被覆、と押さえておきましょう。
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大気中の二酸化炭素濃度の上昇は、ヒートアイランド現象の主たる原因である。〇か×か。
×。ヒートアイランドの主な原因は都市化に伴う人工排熱や地表面被覆の変化です。二酸化炭素の上昇は地球温暖化の要因です。
快晴日の屋外では、絶対湿度が1日でほぼ一定なので、相対湿度は気温の高い日中に低くなる。〇か×か。
〇。絶対湿度が一定なら、気温が高い日中は飽和水蒸気量が増えて相対湿度は低くなります。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月