令和6年度 二級建築士試験 学科I(建築計画)No.14は、教育施設等の計画に関する問題です。
この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 小学校は低学年を総合教室型、高学年を特別教室型とします。記述は学年と方式が逆で誤りです。 |
| 2 | ○(正しい) | 地域図書館で、固定の壁を最小限とし床に段差をつくらないフレキシブルな計画は適切です。正しい記述です。 |
| 3 | ○(正しい) | 中学校の図書室の出納システムを開架式とするのは適切です。正しい記述です。 |
| 4 | ○(正しい) | 保育所で、乳児室を幼児の保育室から離れた静かな位置に設けるのは適切です。正しい記述です。 |
| 5 | ○(正しい) | 小学校の敷地内に、環境教育の教材としてビオトープを設置するのは適切です。正しい記述です。 |
選択肢1の「低学年は特別教室型、高学年は総合教室型」という記述が誤りで、正しくは低学年が総合教室型、高学年が特別教室型です。
選択肢1は「小学校において、低学年は特別教室型とし、高学年は総合教室型とした」としていますが、ここが誤りです。小学校の教室運営方式は低学年を総合教室型、高学年を特別教室型とするのが一般的で、記述は学年と方式が逆なんです。
低学年は、まだ学校生活に慣れる段階で、国語も算数も生活も、ほとんどの活動を自分のクラスの教室で行います。これが総合教室型ですね。逆に高学年になると、理科は理科室、音楽は音楽室、というように専門の特別教室を使う割合が増えていきます。これが特別教室型です。
誤りの核心は、低学年を特別教室型、高学年を総合教室型とした点で、実際は逆です。低学年=総合教室型、高学年=特別教室型と、発達段階で押さえましょう。
小学校の低学年・高学年は、それぞれどの教室運営方式が一般的?
低学年は総合教室型、高学年は特別教室型です。学年が上がるにつれて専門の特別教室を使う割合が増えます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月(出題時点の知識に基づく)
正解:選択肢1(これが誤っている記述)
小学校の教室運営方式は、低学年を総合教室型、高学年を特別教室型とするのが一般的です。低学年はほとんどの活動を自分の教室で行う総合教室型が向き、学年が上がるにつれて専門の特別教室を使う特別教室型へ移行します。
選択肢1は低学年と高学年の方式を逆にしているので、誤りなんです。低学年=総合教室型、高学年=特別教室型と押さえましょう。