建築士試験 解説ノート

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令和7年度 二級建築士 法規 No.6を解説、構造計算が必要な規模(木造300㎡超)を見抜くポイント

令和7年度 二級建築士 学科II(建築法規)No.6は、新築に当たり構造計算によって安全性を確かめる必要があるものを選ぶ問題です。

この問題では、5つのうち、構造計算によって安全性を確かめる必要があるものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 木造平家建て・延べ400㎡(改正後の木造300㎡超)
  2. 木造2階建て・延べ300㎡(300㎡ちょうど)
  3. 補強コンクリートブロック造平家・延べ200㎡
  4. 鉄骨造平家・延べ200㎡
  5. 鉄筋コンクリート造平家・延べ200㎡・高さ9m

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが構造計算を要する記述)

令和7年4月施行の改正で、木造の構造計算が必要な規模が「延べ面積500㎡超」から「延べ面積300㎡超」(または階数3以上・高さ16m超等)に引き下げられました。

選択肢1は木造平家建て・延べ面積400㎡で、300㎡を超えるため構造計算が必要です。これが正解なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 構造計算 解説
1 ○(必要) 木造・延べ400㎡は、改正後の基準「木造は延べ300㎡超」を超えるため構造計算が必要です。
2 ×(不要) 木造2階建て・延べ300㎡は、300㎡を超えず、階数も3未満のため構造計算は不要です。
3 ×(不要) 補強コンクリートブロック造平家・延べ200㎡は、構造計算が必要な規模に達しません。
4 ×(不要) 鉄骨造平家・延べ200㎡(階数2未満・延べ200㎡超でない)は、構造計算が必要な規模に達しません。
5 ×(不要) 鉄筋コンクリート造平家・延べ200㎡・高さ9mは、高さ・延べ面積とも構造計算が必要な規模に達しません。

選択肢1の木造平家建て・延べ面積400㎡は、木造の構造計算基準(延べ300㎡超)を超えるため構造計算が必要で、これが正解です。

選択肢1のポイント

引っかけの核心は、令和7年4月施行の改正で、木造の構造計算が必要な規模が引き下げられたことを知っているかです。改正前の知識のままだと、選択肢1(400㎡)を「500㎡以下だから不要」と誤判定してしまうんです。

改正後、木造は「延べ面積300㎡超」「階数3以上」「高さ16m超」などのいずれかで構造計算が必要です。木造平家でも延べ300㎡を超えれば対象になります。選択肢2(木造2階・300㎡ちょうど)は、300㎡を超えず階数も2なので対象外、という境界のひっかけですね。

ザックリ言えば、木造は延べ300㎡超で構造計算(改正で500→300に引下げ)ということです。改正の数値を押さえるのが決め手なわけです。

覚え方

  • 木造は延べ300㎡超で構造計算(令和7年改正で500→300に引下げ)
  • 木造は階数3以上・高さ16m超でも構造計算が必要
  • 「300㎡ちょうど」は「超」に当たらない(対象外)=数値の境界に注意
Q.

木造の建築物で、構造計算が必要になる延べ面積の基準は?

延べ面積300㎡超です(令和7年4月の改正で500㎡超から引き下げ)。ほかに階数3以上・高さ16m超でも構造計算が必要です。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「令和7年度 二級建築士試験 学科の試験 学科II(建築法規)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「法規」を過去問から整理しています。運営者情報

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