令和5年度 二級建築士試験 学科IV(建築施工)No.20は、建具工事・ガラス工事・内装工事に関する問題です。
この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | FRP系塗膜防水と建具の取合いで、防水後に建具を取り付けるのは適切です。正しい記述です。 |
| 2 | ○(正しい) | 網入りガラスの下端ガラス溝に径6mmの水抜き孔を2箇所設けるのは適切です。正しい記述です。 |
| 3 | ×(誤り) | ガラスブロックの伸縮調整目地は10〜25mm程度。5mmは小さすぎで誤りです。 |
| 4 | ○(正しい) | 洗面室のビニル床シートにエポキシ樹脂系接着剤を使うのは適切です。正しい記述です。 |
| 5 | ○(正しい) | せっこうボード直張り後10日放置し、確認後に通気性のある壁紙を張るのは適切です。正しい記述です。 |
選択肢3の「伸縮調整目地の幅を5mmとした」という記述が誤りで、ガラスブロックの伸縮調整目地は10〜25mm程度です。
選択肢3は、ガラスブロック積みの伸縮調整目地の幅を「5mm」としていますが、ここが狭すぎて誤りです。伸縮調整目地の幅は10〜25mm程度必要です。
ガラスブロックの壁は、温度変化や建物の変位でわずかに伸び縮みしますね。その動きを目地で吸収しないと、ガラスブロックに無理な力がかかってひび割れたり目地が破れたりします。これを防ぐため、所定の間隔で伸縮調整目地を設け、その幅は動きを吸収できるよう10〜25mm程度とります。
誤りの核心は、伸縮調整目地を5mm(動きを吸収できない狭さ)とした点です。ザックリ言えば、「ガラスブロックの伸縮調整目地は10〜25mm」ということです。ガラスブロックの伸縮調整目地は10〜25mm程度と押さえましょう。
ガラスブロック積みの伸縮調整目地の幅は?
10〜25mm程度です。動きを吸収するため、5mmでは狭すぎます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月(出題時点の知識・基準に基づく)
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
ガラスブロックの壁は、温度変化や建物の動きで伸び縮みします。その動きを吸収するのが伸縮調整目地です。ガラスブロック積みの伸縮調整目地は、動きを吸収できるよう幅10〜25mm程度とります。
選択肢3は目地幅を5mmとしているので、狭すぎて動きを吸収できず誤りなんです。ガラスブロックの伸縮調整目地は10〜25mm程度と押さえましょう。