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平成28年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.7は、昼光・照明に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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光の量を表す指標が複数並びます。「配光曲線が何の分布を示すのか」を取り違えないことが問われます。
引っかけの核心は配光曲線です。配光曲線が示すのは光度(cd)の方向分布で、輝度の分布ではありません。選択肢3は輝度の分布としており、ここが誤りです。
残る輝度の定義、昼光率と反射率の関係、光幕反射の対策は、いずれも正しい記述です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(最も不適当なもの)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 輝度は、光源面だけでなく反射面や透過面についても定義できる量です。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 昼光率は、室内各部の反射率の影響を受けます。間接昼光率を含むためです。適当な記述です。 |
| 3 | ×(不適当) | 配光曲線が示すのは光度(cd)の方向分布であり、輝度の分布ではありません。輝度の分布とする点が不適当です。 |
| 4 | ○(適当) | 光幕反射を減らすには、光が視線方向に正反射する位置に光源を置かないようにします。適当な記述です。 |
選択肢3は、配光曲線が示すものを輝度の分布とする点が不適当で、配光曲線が表すのは各方向への光度(cd)の大きさです。
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配光曲線は、光源から各方向へ出る光度(cd=カンデラ)の大きさを、極座標で表したものです。どの向きにどれだけ強く光が出ているかを一目で読み取るためのグラフです。
これに対して輝度(cd/m2)は、ある方向から見たときの面の明るさを表す量です。光度は光源から出る光の強さ、輝度は見た面の明るさで、それぞれ別の量です。
ザックリ言えば、配光曲線は光度(cd)の方向分布で、輝度の分布ではないと押さえます。「配光=光度の配り方」と読み替えると取り違えにくくなります。
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配光曲線が示すのは光度と輝度のどちらの分布?
光度(cd)の方向分布です。光源から各方向へ出る光度の大きさを極座標で表したもので、輝度の分布ではありません。
昼光率が室内各部の反射率の影響を受けるのはなぜ?
昼光率には、壁や天井で反射した光による間接昼光率が含まれるためです。反射率が高いほど間接昼光率は大きくなります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月