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平成28年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.14は、給排水設備に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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受水槽の材質や配管、給湯設備の腐食など、給排水まわりの基礎知識が並びます。一つひとつの正誤を冷静に判断できるかが問われます。
引っかけの核心は受水槽の材質です。木製の受水槽は断熱性に優れ、現在も使われています。選択肢1は「腐食するので木は使えない」と決めつけており、ここが誤りです。
残る排水再利用水の扱い、管端防食継手、給湯用ボイラーの腐食は、いずれも正しい記述です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(最も不適当なもの)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | 受水槽に木を使用できないとする点が不適当です。木製の受水槽は断熱性に優れ、現在も使用されています。 |
| 2 | ○(適当) | 排水再利用水は、大腸菌が検出されない場合でも飲料水として使用できません。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | 給水管を硬質塩化ビニルライニング鋼管とし、管端防食継手を使えば赤水の発生を防止できます。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | 給湯用ボイラーは常に新鮮な補給水と入れ替わるため、空調用温水ボイラーに比べ腐食しやすいです。適当な記述です。 |
選択肢1は、受水槽に木を使用できないとする点が不適当で、木製受水槽は断熱性に優れ現在も使用できます。
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受水槽というとステンレスやFRP(強化プラスチック)を思い浮かべがちです。そのため「木は腐るから使えない」と引っかかりやすい選択肢です。
実際には、内部に防水を施した木製受水槽が現在も使われています。木は熱を伝えにくいため断熱性に優れ、外気温の影響を受けにくく、結露もしにくいという利点があります。
「腐食するので使えない」と決めつけてしまうのが、この選択肢の落とし穴です。材質を一つに限定する言い回しが出たら、例外がないかを疑うのがコツです。
ザックリ言えば、木製受水槽は現在も使用できる(断熱性に優れる)と押さえます。「木=断熱性」で結びつけると忘れにくくなります。
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木製の受水槽は現在も使えますか?
使えます。断熱性に優れ結露しにくいため、現在も用いられています。
赤水の発生を防ぐ配管の工夫は?
硬質塩化ビニルライニング鋼管に管端防食継手を組み合わせ、管端の鋼が水に触れないようにします。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月