建築士試験 解説ノート

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平成28年度 一級建築士 環境・設備 No.17を解説、電気設備に関する誤りを見抜くポイント

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平成28年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.17は、電気設備に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

逆潮流・燃料電池・受変電設備・電圧区分と、電気の基本がそろって問われます。数値を覚えているかどうかで決まる選択肢があります。

引っかけの核心は電圧区分です。交流では、高圧が600V超〜7,000V以下、特別高圧が7,000V超です。高圧と特別高圧を分ける境界は7,000Vです。選択肢4はこの境界を6,000Vとしており、ここが誤りです。

残る逆潮流、燃料電池、契約電力と受変電設備は、いずれも適当な記述です。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢4(最も不適当なもの)

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各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 逆潮流は、コージェネレーションや太陽光発電で系統連系する場合に、需要家側から商用電力系統へ向かう電力潮流のことです。適当な記述です。
2 ○(適当) 燃料電池の発電は、水の電気分解と逆の反応です。水素と酸素が結合して電気と水が発生します。適当な記述です。
3 ○(適当) 集合住宅で契約電力が60kWを超える場合は、一般に受変電設備の必要性が高くなります。適当な記述です。
4 ×(不適当) 特別高圧と高圧を区分する電圧は7,000Vであり、6,000Vではありません。境界を6,000Vとする点が不適当です。

選択肢4は、特別高圧と高圧を区分する電圧を6,000Vとする点が不適当で、交流では境界は7,000Vです。

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選択肢4のポイント(ここが誤り)

交流の電圧区分は、低圧が600V以下、高圧が600V超〜7,000V以下、特別高圧が7,000V超です。高圧と特別高圧を分ける境界は7,000Vです。

設問の6,000Vは、特別高圧と高圧の境界ではありません。6,000Vは、高圧で受電するときの代表的な受電電圧(6.6kV)としてよく出てくる値です。区分の境界の数字と、実際の受電電圧の数字を混同させる引っかけです。

ザックリ言えば、特別高圧と高圧の境界は7,000V(交流)と押さえます。6,000Vは受電電圧としては身近ですが、区分の境界とは別の数字だと切り分けておくと迷いません。

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覚え方

  • 特別高圧と高圧の境界=7,000V(交流)
  • 高圧=600V超〜7,000V以下、低圧=600V以下
  • 逆潮流=需要家から系統へ向かう流れ

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理解度チェック

Q.

交流で、高圧と特別高圧を分ける境界の電圧は?

7,000Vです。600V超〜7,000V以下が高圧、7,000V超が特別高圧です。

Q.

逆潮流とは、どちら向きの電力の流れ?

需要家側から商用電力系統へ向かう流れです。太陽光発電などで系統連系したときに生じます。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「平成28年度 一級建築士試験 学科の試験 学科II(環境・設備)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

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