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平成28年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.8は、色彩に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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面積効果・マンセル表色系・演色性・面色と、色彩の基本用語が並びます。それぞれが「何を表すか」を正しく言えるかが問われます。
引っかけの核心は面積効果です。面積効果は面積が大きいほど明度・彩度が高く感じられる現象で、向きが逆になっています。選択肢2は面積が小さいほどとしており、ここが誤りです。
残るマンセル表色系の読み方、演色性、面色の記述は、いずれも正しい記述です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当なもの)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | マンセル表色系はH V/C(色相 明度/彩度)の順で表します。「5G8/6」は「5G7/8」より明度が高い記述で、適当です。 |
| 2 | ×(不適当) | 色の面積効果は、面積が小さいほど明度・彩度が高く感じられるとする点が逆です。正しくは面積が大きいほど明るく鮮やかに見えます。 |
| 3 | ○(適当) | 演色性は、視対象の色の見え方に及ぼす光源の性質で、光源の分光分布に依存します。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | 面色(開口色)は、空間的な定位や肌理を感じられない色の見え方です。適当な記述です。 |
選択肢2は、面積効果を面積が小さいほど明度・彩度が高いとする点が不適当で、正しくは面積が大きいほど明度・彩度が高く感じられます。
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色の面積効果は、同じ色でも面積が大きいほど明度・彩度が高く(明るく鮮やかに)見える現象です。小さな色見本で選んだ色が、壁一面に塗ると思ったより明るく派手に見えるのは、この面積効果のためです。
選択肢2は「面積が小さいほど」としており、現象の向きが逆です。内装の色決めで小片サンプルより実物が派手に見えるのを思い出すと、向きを取り違えにくくなります。
ザックリ言えば、面積効果は面積が大きいほど明度・彩度が高く見えると押さえます。あわせてマンセル表色系はH V/C(色相 明度/彩度)の順で、真ん中の数字が明度だと整理しておくと得点源になります。
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色の面積効果は、面積が大きいほどどう見える?
面積が大きいほど明度・彩度が高く、明るく鮮やかに見えます。小さいほどではありません。
マンセル表色系「5G7/8」の3つの数値は何を表す?
H V/C(色相 明度/彩度)の順です。5Gが色相、7が明度、8が彩度を表します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月