このテーマの要点
設計・監理・積算・マネジメントは一級建築士 計画で毎年複数問。実務の用語と役割が中心なんです。
軸は ① 設計業務・工事監理の内容と責任 ② 契約方式(設計施工分離・一括、四会連合協定書)③ 建築積算(数量積算の基準)④ 建築マネジメント(CM・PM、発注方式、コンペとプロポーザル)。言葉の定義と「誰が何をするか」が勝負です。
このページは、設計・監理・積算・マネジメントが建築士試験でどう問われるかを整理したものです。実務の用語の定義と役割分担に絞っています。建築士法に絡む論点は法規でも扱います。
実務用語の定義や、契約・発注方式の特徴を1か所だけ入れ替えて誤りを作ります。とくに工事監理と施工管理、コンペとプロポーザル、CMとPMのような似た言葉の取り違えを突いてきます。
工事監理は設計図書どおりに施工されているかを確認する業務で、施工者が行う施工管理とは立場が異なります。設計・監理の業務範囲と責任を押さえます。
設計施工分離と設計施工一括(デザインビルド)、コンペ(設計案を競う)とプロポーザル(設計者・体制を選ぶ)の違いが頻出。四会連合協定書などの標準契約も問われます。
建築数量積算基準に基づく数量の拾い方、CM(コンストラクション・マネジメント)は発注者の立場で工事を管理・調整する方式、PMはプロジェクト全体の管理。役割の主体(発注者側か)を確認します。
「工事監理は施工者が行う」(→設計者等が設計図書との照合を行う)、「コンペは設計者の能力・体制を選ぶ」(→それはプロポーザル)など、似た用語の入れ替えに注意します。誰の立場で・何を選ぶかで見分けます。
| 年度 | No. | 正解 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 令和7年 | 18 | 2 | 令和7年 No.18 設計・監理契約(四会連合) |
| 令和7年 | 19 | 1 | 令和7年 No.19 建築積算 |
| 令和7年 | 20 | 3 | 令和7年 No.20 建築マネジメント |
| 令和6年 | 1 | 3 | 令和6年 No.1 設計業務等 |
| 令和6年 | 18 | 4 | 令和6年 No.18 設計・監理業務等 |
| 令和6年 | 19 | 1 | 令和6年 No.19 建築積算 |
| 令和6年 | 20 | 1 | 令和6年 No.20 建築マネジメント |
| 令和5年 | 1 | 4 | 令和5年 No.1 設計業務等 |
| 令和5年 | 18 | 2 | 令和5年 No.18 設計・工事監理の契約 |
| 令和5年 | 19 | 1 | 令和5年 No.19 建築積算 |
| 令和5年 | 20 | 3 | 令和5年 No.20 建築マネジメント |
「工事監理は設計者側、施工管理は施工者側」「コンペは案、プロポーザルは人」「CM/PMは発注者側の管理」。似た用語は『誰の立場で・何を選ぶか』でセット記憶すれば取り違えません。
プロポーザル方式は、提出された設計案そのものを比較して選ぶ方式?
それはコンペ(設計競技)です。プロポーザルは設計案そのものではなく、設計者の能力・実績・体制・取組方針を比較して設計者を選ぶ方式です。
このテーマで覚えること:
工事監理=設計者側の照合、施工管理=施工者側。コンペ=案、プロポーザル=人。CM/PMは発注者側の管理。数量積算は基準に基づく。
出典・参考
※ このページの確認日:2026年6月